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儒烏風亭らでん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
儒烏風亭じゅうふうていらでん
Juufuutei Raden[1]
作者 カオミン(キャラクターデザイン)[1]
プロフィール
誕生日 2月4日[3]
年齢 21歳[2]
性別 女性
身長 159cm[1]
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儒烏風亭らでん
人物
職業 バーチャルYouTuber
公式サイト hololive.hololivepro.com/talents/juufuutei-raden/
YouTube
チャンネル
活動期間 2023年 -
ジャンル 生配信ゲーム実況
登録者数 85.5 万人
総再生回数 73,422,860 回
事務所(MCN ホロライブプロダクション
関連人物
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年10月10日時点。
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儒烏風亭らでん(じゅうふうてい らでん、2月4日[3] - )は、日本バーチャルYouTuber。所属事務所はホロライブプロダクションで、VTuberグループ「hololive DEV_IS」内のユニット「ReGLOSS」に所属している。文化・芸能分野に対する造詣の深さが特徴である。

活動

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ホロライブプロダクションに所属するVTuberグループ「hololive DEV_IS」内のユニット「ReGLOSS」に所属しており[4]、2023年9月4日にデビューが告知され[5]、同年9月10日にデビュー配信を行った[1][6]。真っ白な背景をバックに能面を被ったまま登場、しかもカメラから遠く離れており姿がよく見えないまま、飲酒しつつマシンガントークを披露した[6][7]。MoguLiveのライターであるノンジャンル人生およびゆりいかは、この初配信について「強烈な個性を発揮[6]」と、ねとらぼのライターであるコンタケは「大変パワフルな内容[7]」と、Real Soundのライターである草野虹は「今までのホロライブにいないタイプ[8]」とそれぞれ評価している。

配信活動では、「推し語り配信」と称して好きな美術館を紹介したり、自身のおすすめの本について話す「書庫らでん」などを行っている[9]

人物

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落語や美術などの文化・芸能分野に対する造詣の深さが特徴である[9]

もともとラジオで落語を聞く祖母の影響で興味を持っていたが、コロナ禍の自粛期間中に、YouTubeで落語動画を見たことをきっかけに強い興味を持ちはじめ、自粛期間明けに寄席桂宮治の「初天神」を聞いたことで落語を好きになった[9]。それ以来毎月一度は寄席に行っているという[9]。好きな落語家は春風亭昇太とその弟子の春風亭昇也で、他の春風亭一門も好んで聞いている[9][10]。現在は「前座見習い」の立場であるといい[6]、そこで培ったトーク力が評価されている[4]

美術館通いを趣味としているなど美術に強い興味関心があり[4][9]、かつてキュレーターを志望していたことから学芸員の資格も所有している[9]。配信で芸術について解説する際は、専門用語をなるべく使わないよう噛み砕いて説明することや、抽象的な説明だけでなく具体的な話も織り交ぜることを意識しているという[4]

たばこパチスロ好きであることから「酒カス・ヤニカス・スロカスのカスの大三元」を自称している[7]。なお、ホロライブプロダクション所属者で喫煙者であることを公表するのは儒烏風亭が初である[7]

評価

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デビュー当初は初配信のインパクトやホロライブプロダクションで唯一喫煙を公表していることなどから破天荒な性格だと思われていたが、美術などの教養が深いことや、ReGLOSSに所属する他メンバーの破天荒さが明らかになっていったことなどによって、2023年12月時点では「常識亭まじめ」「ネタ枠には収まるには無理がある」と評されるようになっている[7]。また、Real Soundのライターである草野虹は「美術・芸術にまつわる博識ぶりが広まるにつれて、初期に見せていた奇人なイメージから、徐々に常識人・知識者としてのイメージへと変わっていく」と評している[8]

自身の個性について儒烏風亭は「「伝える」ことに長けている喋りと思考」「広く興味を持ち、探求し続けること」だと述べている[4]。ライターのたまごまごは「お酒やギャンブルを愛する型破りな面と、文化・芸能を愛する知的な面のギャップ」が評価されていると述べている[4]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 儒烏風亭らでん|所属タレント一覧”. hololive(ホロライブ)公式サイト. カバー. 2024年2月24日閲覧。
  2. ^ 茶っプリン (2023年9月4日). “ホロライブ傘下の新グループ「hololive DEV_IS」立ち上げ!5人組音楽VTuber「ReGLOSS」デビューへ”. インサイド. イード. 2024年2月24日閲覧。
  3. ^ a b 佐藤希 (2024年5月16日). “芸術を愛する儒烏風亭らでんがアート×金の物語「いつか死ぬなら絵を売ってから」をオススメ「一緒にニヤッとしませんか?」”. コミックナタリー. ナターシャ. p. 2. 2024年8月7日閲覧。
  4. ^ a b c d e f たまごまご 2024, p. 56.
  5. ^ Yugaming (2023年9月30日). “新人VTuber 儒烏風亭らでんの放蕩な魅力 アートやカルチャーに深い造詣”. KAI-YOU.net. KAI-YOU. 2024年2月24日閲覧。
  6. ^ a b c d ノンジャンル人生; ゆりいか (2023年10月13日). “面白いだけじゃない! ホロライブの新人VTuber儒烏風亭らでんに注目 落語や美術を独自の視点で語る”. MoguLive. Mogura. 2024年2月24日閲覧。
  7. ^ a b c d e コンタケ (2023年12月26日). “自称“カスの大三元”のホロライブ・儒烏風亭らでんが禁煙を報告 ギャンブルもやらなくなり「個性がなくなる」「本気で悩んでいる」”. ねとらぼ. アイティメディア. 2024年2月24日閲覧。
  8. ^ a b 草野虹 (2024年1月27日). “美術/芸術の知識豊富なユニークタレント・儒烏風亭らでん”. リアルサウンド テック. blueprint. p. 3. 2024年2月24日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g 吉田 2024, p. 130.
  10. ^ 阿部裕華 (2024年1月17日). “儒烏風亭らでん 文化・美術への愛と知識があふれるV系噺家”. 日経クロストレンド. 日経BP. 2024年5月25日閲覧。

参考文献

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  • たまごまご「学問、カルチャー、社会のことまで幅広く!「知ってほしい」を伝えるVtuberたち。」『an・an』第55巻第5号、マガジンハウス、2024年2月、56-57頁、国立国会図書館書誌ID:000000001310 
  • 吉田尚記「voice of virtual entertainer vol.22 儒烏風亭らでん」『日経エンタテインメント!』第28巻第2号、日経BP、2024年2月、130頁、国立国会図書館書誌ID:000000100612 

外部リンク

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