伴久美子

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1953年

伴 久美子(ばん くみこ、1942年昭和17年〉4月10日[1] - 1986年〈昭和61年〉5月10日)は、童謡歌手[1]東京都荒川区出身[1]


経歴[編集]

幼少期よりアマリリス児童合唱団に入り、小学校三年生の時、NHK『子どものど自慢』に1位入賞[1]。 たまたま、その時の歌唱を聞いていた佐々木すぐるの目に留まり、コロムビア専属童謡歌手となる[1]。 佐々木の指導方法に無理があったため、半年後突然声が出なくなるという不幸に見舞われるが、コロムビアの当時の担当ディレクターが指導方法を改善した結果、歌えるまでに回復する[1]

サトウハチロー中田喜直などが曲を提供し、「猫踏んじゃった」、「ナコちゃん」、「めんこい仔馬」、「べこの子うしの子」、「わらいかわせみに話すなよ」などたくさんのヒット曲を吹き込む[1]。その後、童謡歌手を引退し、家業である時計メーカーを継ぎ、専務取締役となった[1]

1986年(昭和61年)5月10日、脊髄腫瘍により44歳で死去[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 長田暁二『童謡歌手からみた日本童謡史』大月書店、1994年11月1日、67-68頁。ISBN 427261066X