中村敦雄
中村 敦雄(なかむら あつお、1964年2月19日 - )は、日本の学者・教育学者。現在明治学院大学教授。専門は言語学・国語教育。
来歴・人物
- 1964年2月19日 福岡県で出生
- 1986年3月 東京学芸大学教育学部国語教育専攻卒業
- 1989年3月 東京学芸大学大学院教育学研究科国語教育学修了
- 1992年7月 読書科学研究奨励賞受賞
- 2002年4月 群馬大学教育学部学校教育講座国語専攻助教授
- 2007年4月 同准教授
- 2011年4月 同教授
- 2013年12月 明治学院大学心理学部教育発達学科教授
専門分野
- 日常的なことばの「論理」に関する研究
- 音声言語教育の授業開発
- メディア・リテラシーに関する研究
(国語科教育におけるメディア・リテラシー・国語科教育における修辞学の受容)
主に、「ことばの力」の育成を目指し、研究している。
著書・論文
著書
- 『日常言語の論理とレトリック』(教育出版センター、1993年)
- 『コミュニケーション意識を育てる 発信する国語教室』(明治図書、1998年)
- 『国語科教育における能力主義の成立過程:輿水実と近代化の精神、1931-1977』(溪水社、2020年)
共編著書
論文
- 『メディア・リテラシーを育てる国語の授業』 明治図書 (学術雑誌、2001年)
- 『国語科メディア教育への挑戦 第2巻(小学校編②)』 明治図書 (2003年)
- 『レトリック探究法(シリーズ日本語探究法7)』朝倉書店 (2004年)
- 『ポスト産業社会におけるリテラシー』 国語科教育 (2005年)
- 『リテラシー論の変遷から見た読書活動の課題』 日本語学 (2005年)
- 『国語科教育におけるディベート受容』 月刊国語教育研究 (2005年)
- 『メディアの学習(メディア教育/メディア・リテラシー)』 言語技術教育 (2005年)
- 『音声言語の重要性を意識化させるための三つの方略』 月刊国語教育 (2005年)
- 『聞くことの能力向上のための学習開発』 教育科学国語教育 (2005年)
- 『PISAにおける「読解力(reading literacy)」の解明』 言語技術教育 (2006年)
- 『大学と地域との協働にもとづく学習指導改善の方途-桐生市立南中学校における「学習指導カウンセラー派遣に係る調査研究事業」を振り返って-』 群馬大学教育実践研究 (2006年)
- 他多数
所属学会
- 全国大学国語教育学会
- 日本国語教育学会