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ロバーツポート

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ロバーツポート(Robertsport)とは西アフリカリベリアにある町。

シエラレオネと国境近くの、グランドケープマウント郡にある同郡の州都で、海岸沿いのピソ湖沿いの半島にある。人口は3,933人(2008年)。初代リベリア大統領ジョセフ・ジェンキンス・ロバーツのロバーツの名を取って名付けられている。ロバーツポートの海岸はサーフィンで賑わう観光地だったが、1989年以降の内戦の影響で大ダメージを受け、町の多くの建造物などは破壊されてしまった。町のピソ湖は別名フィッシャーマン湖(Fisherman's Lake)などとも呼ばれているが漁業が盛んで、現在、漁業が町の主産業である。

19世紀にアメリカからの解放奴隷(アメリコ・ライベリアン)の入植地の町として発展した。1944年第二次世界大戦中、リベリアは西アフリカに置ける連合国の重要な供給地となるが、アメリカはロバーツポートにドイツ軍を撃退する為、アメリカ軍が利用出来る滑走路や港施設など建設した。その後、ロバーツポートの海岸はリベリアのサーフィン地としての観光地となった。