ラザール・レヴィ
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ラザール・レヴィ(Lazare Lévy, 1882年1月18日 - 1964年9月20日)はフランスのピアニスト・ピアノ教師。ハイフンを入れてラザール=レヴィ(Lazare-Lévy)と表記される場合もある。
ベルギーのブリュッセルにて、ユダヤ系フランス人の家庭に生まれる。
パリ音楽院でルイ・ディエメに師事し、1898年に首席となる。1907年にディエメやヴィクトル・ストーブと共著で、『ピアノ奏法の奥義 Méthode supérieure de piano』を上梓した。ヨーロッパやアジアで幅広く演奏活動を行い、得意のモーツァルトやシューマンを録音した。
1914年から長期間にわたってパリ音楽院教授を務めた。第二次世界大戦中は、ユダヤ系ゆえに公職追放に遭ったが、1944年に再任された。
名技性を披露することはできなかったが、温かいタッチと潤いのあるアゴーギクで名声を博した。数は少ないものの、録音は残っている。