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マリアンヌ・ロワール

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マリアンヌ・ロワール
Marianne Loir
誕生日 1715年
出生地 フランス、パリ
死没年 1769年
死没地 フランス、パリ
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マリアンヌ・ロワール(Marianne Loir、1715年 - 1769年)はフランスの肖像画家である。

略歴

パリの金細工師の娘に生まれた。兄に彫刻家となったアレックス・ロワール(Alexis III Loir:1712-1785)がいて、ロワールの一族からはこの後、何人かの芸術家が生まれることになる。少女時代から、画家のジャン=フランソワ・ド・トロワの工房で修行し、ド・トロワが1738年に在ローマ・フランス・アカデミーの校長に任じられると、ド・トロワと共にローマに移り、1746年までローマに滞在した。パリに戻り、9年間パリで活動した後、1755年にプロヴァンス地方や、トゥールーズポーで活動し、マルセイユの美術アカデミーの会員になった。

「マダム・ジョフランの肖像」
(c.1760) 国立女性美術館蔵

1763年にパリに戻り、その年の9月、Antoine Duplasという女性の肖像画を残している。1765年に再びプロバンスに移り1769年に亡くなったとされる。

署名のある作品で残されているものは10点で、1745年から1765年の間に描かれた。作品はワシントンの国立女性美術館ボルドー美術館などに、収蔵されている。

作品

参考文献

  • Christine Kaiser, Xavier Salmon, Laurent Hugues, "L'Enfant chéri au siècle des Lumières", Ediz. L'Inventaire, 2003 - ISBN 2-910490-41-6.
  • Dizionario Bénézit
  • Grande Dizionario Universale Larousse, 1982.
  • Xavier Salmon, "Pierre Gobert et Marianne Loir", in: "Dossier de l'Art", nº62, 1999.
  • C. Constans, " Marianne Loir", in: "Petit Larousse de la peinture". Parigi, 1979.