ブルータリズム

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ブルータリズムを示す代表的な作品であるピッツバーグ大学法科大学院のバルコ法科棟(Barco Law Building[1]

ブルータリズム(brutalism)またはニュー・ブルータリズム(new brutalism)は、1950年代に見られるようになった建築の形式で、冷酷で厳しい獣のような(すなわちブルータルな)手法を用いた表現主義である。荒々しさを残した打放しコンクリート等を用いた彫塑的な表現(ベトン・ブリュット/生のコンクリート)を特徴とする。

第二次世界大戦後に、モダニズム建築インターナショナル・スタイルが形骸化したり、新折衷主義などの造形主義的な動きが生まれたことに対して、モダニズム建築の機能主義の原点に立ち返ることを目指しスミッソン夫妻らによって主唱された。

建築例

脚注