ブラディ・ツーリスト
『ブラディ・ツーリスト』 | ||||
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10cc の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | イングランド、ストックポート、ストロベリー・スタジオ | |||
ジャンル | アート・ロック、プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | マーキュリー・レコード | |||
プロデュース | グレアム・グールドマン、エリック・スチュワート | |||
10cc アルバム 年表 | ||||
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『ブラディ・ツーリスト』収録のシングル | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | link |
『ブラディ・ツーリスト』 (Bloody Tourists) は、10ccによる6枚目のスタジオアルバムであり、1976年にバンドが分割してから製作された2枚目のアルバムである。1978年8月にイギリスで1位に達したシングル「トロピカル・ラヴ」やチャート入りしなかった「レッズ・イン・マイ・ベッド」が収録されている。「フォー・ユー・アンド・アイ」は、「アイム・ノット・イン・ラヴ」と両A面シングルとなって1979年の秋に出されたが、チャート入りしなかった[1]。「フォー・ユー・アンド・アイ」は、アメリカで12インチシングル盤としてプロモコピーも出されている。
「トロピカル・ラヴ」は、ムーディー・ブルースの歌手、ジャスティン・ヘイワードが体験したカリブ海での休日に影響を受けている[2]。
『ブラディ・ツーリスト』のカバーは、ヒプノシスによって製作され、アルバムは全英アルバムチャートで3位、アメリカでは69位となった。
収録曲
A面
- トロピカル・ラヴ (Dreadlock Holiday) – 4:31
- 作詞・作曲: グールドマン、スチュワート
- フォー・ユー・アンド・アイ (For You and I) – 5:25
- 作詞・作曲: グールドマン、スチュワート
- 愛の鎖 (Take These Chains)– 2:36
- 作詞・作曲: グールドマン、スチュワート
- 地下鉄でドッキリ (Shock on the Tube (Don't Want Love)) – 3:48
- 作詞・作曲: スチュワート
- ラスト・ナイト (Last Night)– 3:20
- 作詞・作曲: グールドマン、フェン
- アルコール中毒 (The Anonymous Alcoholic) – 5:51
- 作詞・作曲: グールドマン、スチュワート
B面
- レッズ・イン・マイ・ベッド (Reds in My Bed) – 4:08
- 作詞・作曲: スチュワート、トッシュ
- テレフォン・ラインはライフ・ライン (Life Line) – 3:30
- 作詞・作曲: グールドマン
- TOKYO (Tokyo) – 4:33
- 作詞・作曲: スチュワート
- オールド・ミスター・タイム (Old Mister Time) – 4:36
- 作詞・作曲: ダンカン・マッケイ
- ロッチデールからオチョ・リオスへ (From Rochdale to Ocho Rios) – 3:48
- 作詞・作曲: グールドマン
- 君の知りたいこと (Everything You've Wanted to Know About!!! (Exclamation Marks)) – 4:31
- 作詞・作曲: スチュワート
2008年日本盤SHM-CD収録ボーナストラック
- トロピカル・ラヴ (ロング・ヴァージョン) (Dreadlock Holiday (Long Version))
- ナッシング・キャン・ムーヴ・ミー (Nothing Can Move Me) – 4:04
- 作詞・作曲: グールドマン、スチュワート
- フォー・ユー・アンド・アイ (DJエディット) (For You and I (DJ Edit))
担当
- エリック・スチュワート — リードヴォーカル、ギター、ピアノ、モッグ・シンセサイザー、オルガン
- グレアム・グールドマン — リードヴォーカル、ベース、ギター、パーカッション
- リック・フェン — ギター、オルガン、モッグ、ヴォーカル
- ダンカン・マッケイ — シンセサイザー、ピアノ、ヴァイオリン、キーボード、電子ピアノ、バッキングヴォーカル
- ポール・バージェス — パーカッション、コンガ、ドラム、鉄琴、マリンバ、タンバリン、シンバル、トライアングル、ベル、ドラム、ヴィブラフォーン
- スチュアート・トッシュ — ドラム、パーカッション、タンバリン、ベル、ヴォーカル、リードヴォーカル (B1)