フィレンツェに燃える

『フィレンツェに燃える』（フィレンツェにもえる）は宝塚歌劇団のミュージカル作品。雪組公演。

宝塚における併演作品は『ザ・スター』、東京は『ボン・バランス』。

ストーリー

※『宝塚歌劇100年史（舞台編）』の宝塚大劇場公演のページを参照。

フランス革命の余波に影響されるイタリアのフィレンツェ。聡明な兄のアントニオと奔放な弟のレオナルドが、元歌姫のパメラを巡り、失いかけた絆を、彼女の死によって取り戻す。しかし、国家統一のための義勇軍に身を投じるべく、レオナルドは旅立つのであった。

公演期間と公演場所

• 1975年2月1日 - 2月27日（新人公演：2月19日）　宝塚大劇場
• 1975年4月3日 - 4月27日（新人公演：4月18日）　東京宝塚劇場

宝塚大劇場公演のデータ

形式名は「ミュージカル・ロマンス」。12場。

スタッフ

• 作・演出：柴田侑宏
• 作曲・編曲：寺田瀧雄
• 編曲：河崎恒夫
• 音楽指揮：野村陽児
• 振付：喜多弘
• 装置：黒田利邦
• 衣装：小西松茂
• 照明：今井直次
• 音響・録音：松永浩志
• 小道具：上田特市
• 効果：扇野信夫
• 演出助手：村上信夫
• 制作：野田浜之助

主な配役

※「（）」の人物は新人公演。氏名の前に「宝塚」「東京」の文字がなければ両劇場共通。

• アントニオ - 汀夏子（宝塚：みさとけい、東京：上條あきら）
• レオナルド - 順みつき（麻実れい）
• パメラ - 初風諄（麗美花）

参考文献

• 編集：山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助：松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、編集協力：坂島和歌子・松川咲絵・浜本ひろ美・浅野千佳子・川口桂、執筆：三宅顕人（小林一三、ならびに劇場解説）、監修・著作権者：小林公一『宝塚歌劇100年史　虹の橋 渡り続けて（舞台編）』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。 
• 編集：山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助：松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、執筆：三宅顕人（出版物・CD類解説）『宝塚歌劇100年史　虹の橋 渡り続けて（人物編）』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 9784484146010。