ヒューズ/ターナー

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ヒューズ/ターナー
ヒューズ/ターナースタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州ロサンゼルス ダイアモンド・イン・ザ・ラフ[3]
ジャンル ハードロックヘヴィメタル
時間
レーベル 欧州連合の旗MTMミュージック
日本の旗ポニーキャニオン
アメリカ合衆国の旗シュラプネル・レコーズ
プロデュース グレン・ヒューズ、ジョー・リン・ターナー、マイケル・スコット
専門評論家によるレビュー
グレン・ヒューズ アルバム 年表
ビルディング・ザ・マシーン
(2001年)
ヒューズ/ターナー
(2002年)
ライヴ・イン・トーキョー
(2002年)
ジョー・リン・ターナー 年表
スラム
(2001年)
ヒューズ/ターナー
(2002年)
ライヴ・イン・トーキョー
(2002年)
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ヒューズ/ターナー』(原題:HTP)は、グレン・ヒューズジョー・リン・ターナーを中心としたプロジェクト、「ヒューズ・ターナー・プロジェクト」(日本盤CDの帯におけるアーティスト表記は「ヒューズ/ターナー」)が2002年に発表したスタジオ・アルバム

背景

ヒューズとターナーは、在籍していた時期が異なるとはいえ、いずれもディープ・パープルの元メンバーである。ターナーは2000年10月の日本ツアーでヒューズをゲストに迎え、それが本プロジェクトのきっかけとなった[4][5]

本作に参加したプレイヤーのうち、JJ・マーシュとシェーン・ガラースはヒューズのツアー・バンドのメンバーで[4]ヴィンス・ディコーラ英語版はヒューズのソロ・アルバム『ビルディング・ザ・マシーン』(2001年)のレコーディングにも参加している[6]。一部の曲でギター・ソロを弾いた梶山章英語版は、1998年より度々ターナーと共演し、前述した日本ツアーにも帯同した[4][5]。なお、本作リリースに伴う日本ツアーでは、ターナーの2000年の日本ツアーと同様、梶山、永川敏郎(キーボード)、工藤義弘(ドラムス)といった日本人ミュージシャンが参加し、東京公演の模様はライヴ・アルバム『ライヴ・イン・トーキョー』(2002年8月発売)に収録された[5]

評価

Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「何の驚きもない」「1980年代における様式美を貫いた、典型的な肉体派のハードロック/ヘヴィメタルをバックに、ブルージーで股間を絞るような体育会系のボーカル・デュエットが繰り広げられている」と評している[7]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「曲はそれらしく70年代のオーソドックスなハード・ロック曲が中心。歌心を知り尽くした熟年ロッカーのヴォーカルが熱い」と評されている[1]

収録曲

特記なき楽曲はグレン・ヒューズ、ジョー・リン・ターナー、JJ・マーシュの共作。ヨーロッパ盤CD (0681-46)は11曲入りだが[8]、日本盤(PCCY-01556)およびアメリカ盤(SH-11602)では、ボーナス・トラックの「アゲンスト・ザ・ウォール」が11曲目に挿入された。

  1. デヴィルズ・ロード - "Devil's Road" - 5:45
  2. ユー・キャント・ストップ・ロックン・ロール - "You Can't Stop Rock n' Roll" - 4:45
  3. ミスト・ユア・ネーム - "Missed Your Name" - 5:09
  4. ミステリー・オブ・ザ・ハート - "Mystery of the Heart" (Glenn Hughes, Joe Lynn Turner) - 5:57
  5. シスター・ミッドナイト - "Sister Midnight" - 5:03
  6. ベター・マン - "Better Man" (G. Hughes) - 5:29
  7. ヘヴンズ・ミッシング・アン・エンジェル - "Heaven's Missing an Angel" (G. Hughes, JJ Marsh, John Sykes) - 7:10
  8. フェイド・アウェイ - "Fade Away" - 6:55
  9. ライド・ザ・ストーム - "Ride the Storm" - 3:53
  10. ラン・ラン・ラン - "Run Run Run" - 3:54
  11. アゲンスト・ザ・ウォール - "Against the Wall" - 4:36
  12. オン・ザ・レッジ - "On the Ledge" (G. Hughes, J.L. Turner, Vince DiCola) - 7:12

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b ヒューズ/ターナー/ヒューズ/ターナー (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2021年7月18日閲覧。
  2. ^ Hughes Turner Project To Release Debut Via Shrapnel”. Blabbermouth.net (2003年1月1日). 2021年7月18日閲覧。
  3. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  4. ^ a b c 日本初回盤CD (PCCY-01556)ライナーノーツ(広瀬和生
  5. ^ a b c Project”. 梶山章/公式サイト. 2021年7月18日閲覧。
  6. ^ Vince DiCola - Credits”. AllMusic. 2021年7月18日閲覧。
  7. ^ Rivadavia, Eduardo. “Hughes-Turner Project - Hughes-Turner Project”. AllMusic. 2021年7月18日閲覧。
  8. ^ Hughes Turner Project - HTP (2002, CD) - Discogs - ヨーロッパ盤の情報。

外部リンク