パパラギ (宝塚歌劇)
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『パパラギ』は宝塚歌劇団によって制作された舞台作品。星組[1][2][3]公演。副題は「極彩色のアリア[1][2][3]」。形式名は「ショー・ファンタジー[1][2][3]」。宝塚・東京は24場[1][2]。作・演出は草野旦[1][2][3]。併演作品は『うたかたの恋[1][2][3]』。
公演期間と公演場所
[編集]全国ツアーの公演場所
[編集]- 4月13日・14日 メルパルクホール広島[3]
- 4月16日・17日 香川県県民ホール[3]
- 4月19日・20日 仙台・イズミティ21[3]
- 4月22日 - 4月24日 市川市文化会館[3]
- 4月26日・27日 静岡市民文化会館[3]
- 4月29日 呉市文化センター[3]
- 5月1日 - 5月5日 福岡市民会館[3]
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[4]参考。
パパラギとはサモア語で"天から降りてきた人"という意味である。それに転じてヨーロッパの意。サモア人が初めて知ったヨーロッパの世界を、彼らなりに想像して繰り広げられた、奇妙で華麗、不思議で絢爛なショー。幕開きにはサモアの空と星空が広がり、その先では蜃気楼のようにヨーロッパが現れる。自然回帰をモチーフにした、カラフルで熱い作品。エネルギッシュなダンスが炸裂した。やしきたかじんは自作曲の「心はいつも」を提供した。
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」、「全国[3]」の文字がなければ全劇場共通。
- 作曲・編曲:寺田瀧雄[1]、吉田優子[1]、高橋城[1]
- 作曲:やしきたかじん[1]
- 音楽指揮:佐々田愛一郎(宝塚[1]・全国)、清川知巳(東京[2])
- 振付:羽山紀代美[1]、尚すみれ[1]、名倉加代子[1]、謝珠栄[1]、ニキ・ハリス[1]
- 装置:大橋泰弘[1]
- 衣装:任田幾英[1]
- 照明:今井直次[1]
- 音響:加門清邦[1]
- 小道具:万波一重[1]
- 効果:中屋民生[1]
- 演出補:谷正純[1]
- 演出助手:加藤誠[1]、丹羽俊輔[1]
- 装置補:新宮有紀[1]
- 衣装補:田口美香[1]
- 舞台進行:森田智広(宝塚[1]・東京[2])
- 制作:小林公一[1]
- 製作担当:長谷山太刀夫(東京[2])
- 協賛:西サモア政府観光局[1]
主な配役
[編集]宝塚・東京
[編集]宝塚
- パパラギ - 麻路さき[1]
- サモアの女S、聖少女、マノノ、ラウ、フォノ女S - 白城あやか[1]
- サモアの女S、アポリマ、フォノ女S - 洲悠花[1]
- サモアの男S、タロファ男、フォノ男 - 稔幸[1]
- ツイアビ・ファミリー合唱団男 - 一樹千尋[1]、鞠村奈緒[1]、千秋慎[1]
- ツイアビ・ファミリー合唱団女 - 出雲綾[1]、舞路はるか[1]
- アイツウ、フォノ男 - 千珠晄[1]
- アイガ、シャンペン・ボーイ、フォノ男 - 絵麻緒ゆう[1]、神田智[1]
- サモアの少年、アイガ、フォノ男 - 湖月わたる[1]
- タロファ女、フォノ女 - 星奈優里[1]
- サモアの女 - 花總まり[1]
東京の変更点
- パパラギ - 紫苑ゆう[2]
- サモアの男、タロファ男、タガタS、アガガ男S、フォノ男S、歌手 - 麻路さき[2]
- フォノの歌手 - 洲悠花/白城あやか[2]
- サモア男A、タガタS、フォノ男S - 稔幸[2]
- サモアの歌手 - 阿樹かつら[2]、松原碧[2]
- 合唱団男、フォノ男、フォノの歌手 - 真織由季[2]
- フォノの歌手 - 絵麻緒ゆう[2]、神田智[2]
全国ツアー
[編集]- パパラギ - 紫苑ゆう[3]
- サモアの女S、聖少女、マノノ、ラウ、フォノ女S - 白城あやか[3]
- サモアの男S、タロファ男、タガタS、アガガ男S、フォノ男S - 稔幸[3]
- サモアの少年、シャンペン・ボーイ、フォノ男 - 湖月わたる[3]
- タガタS、フォノ男 - 神田智[3]
関連項目
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。