ニュージーランドの亜南極諸島
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英名 | New Zealand Sub-Antarctic Islands | ||
仏名 | Iles sub-antarctiques de Nouvelle-Zélande | ||
面積 | 764.58km2 | ||
登録区分 | 自然遺産 | ||
登録基準 | (9),(10) | ||
登録年 | 1998年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
地図 | |||
使用方法・表示 |
ニュージーランドの亜南極諸島(ニュージーランドのあなんきょくしょとう)はニュージーランドにあるユネスコの世界遺産(自然遺産)。
概要
この世界遺産は南極に近いニュージーランド領の島嶼部からなる。この地域に置いては生物の種類が豊富で非常に密であると言われる。特に野鳥類は海鳥40種をふくむ126種が観測されている。
この地域は、南緯40度付近にあり、別名吠える40度という名も付いている。南極からの寒流と太平洋からの暖流がぶつかりあい、天候の安定しない場所であるからである。度々、暴風雨に襲われる厳しい自然環境下にある。
生態系を維持するため、この地域の立ち入りは厳しく制限されている。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
- (10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。