テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド

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世界遺産 テ・ワヒポウナム-
南西ニュージーランド
ニュージーランド
ミルフォード・サウンド
ミルフォード・サウンド
英名 Te Wahipounamu - South West New Zealand
仏名 Te Wahipounamu - zone sud-ouest de la Nouvelle-Zélande
面積 約2600km²
登録区分 自然遺産
登録基準 (7),(8),(9),(10)
登録年 1990
IUCN分類 (Ia)(Ib)(II)(III)(IV)
公式サイト ユネスコ本部(英語)
地図
テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランドの位置
使用方法表示

テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド(テ・ワヒポウナムなんせいニュージーランド)はニュージーランドにあるユネスコ世界遺産(自然遺産)。

概要[編集]

テ・ワヒポウナムは、マオリ語で「グリーンストーン(翡翠)の産地」を意味する名称である。公園内にはクック山など大きな山が広がり、いわゆるサザン・アルプス山脈を形成。壮大な光景が広がる。また海岸部には1万4千年前の氷河期に形成されたフィヨルドミルフォード・サウンドがある。その自然は非常に厳しく、テ・ワヒポウナムへの調査は1960年代にようやく始まった。氷河期からほとんど変化を見せていない固有の種や、肉食のカタツムリなど非常に興味深い側面を持つ自然地帯でもある。

登録経緯[編集]

  • フィヨルドランド国立公園(12,519 km²)が1952年国立公園に登録。
  • アオラキ/マウント・クック国立公園(707 km²)が1953年国立公園に登録。
  • ウエストランド国立公園(1,175 km²)が1960年国立公園に登録。
  • マウント・アスパイアリング国立公園(3,555 km²)が1964年に登録。
  • 1990年、以上が周辺の地域とともに世界遺産に登録された。

登録基準[編集]

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
  • (8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
  • (9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
  • (10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。

地域の遺産[編集]

自然保護区[編集]

  • ワイタンギロト自然保護区
  • ワイルダーネス自然保護区

自然科学保護区[編集]

  • ゴージ・ヒル自然科学保護区
  • ランパーツ自然科学保護区
  • テ・アナウ自然科学保護区

景観保護区[編集]

  • ジャコブズ川景観保護区
  • カランガルア橋景観保護区
  • モエラキ湖景観保護区
  • パリンガ湖景観保護区
  • ロトキノ湖景観保護区
  • マヒタヒ景観保護区
  • オクル景観保護区
  • パリンガ橋景観保護区
  • ロフトゥ景観保護区
  • ソルトウォーター・ラグーン景観保護区
  • エグザイル景観保護区
  • トアロナ・クリーク景観保護区
  • ワイタンギタオナ景観保護区

野生生物管理保護区[編集]

  • ダイアモンド湖野生生物管理保護区
  • プラット湖野生生物管理保護区
  • オカリト・ラグーン野生生物管理保護区
  • ホワイト・ヘロン・ラグーン野生生物管理保護区

環境地区[編集]

  • ディガーズ・リッジ環境地区
  • リルバーン環境地区
  • ソルトウォーター・ラグーン環境地区
  • オロコ・スワンプ環境地区
  • ワイコタウ環境地区

国立公園特別地区[編集]

  • セクレタリー島国立公園特別地区
  • シンバッド・ガリー・ストリーム国立公園特別地区
  • ソランダー島国立公園特別地区
  • タカヘ・フィヨルドランド国立公園特別地区
  • スリップ・ストリーム国立公園特別地区

国立公園原生地区[編集]

  • グレインズノック国立公園原生地区
  • ペンブローク国立公園原生地区

原生地区[編集]

  • フッカー/ランズボロ原生地区

私有地[編集]

  • チャップマン保護区

外部リンク[編集]