ナプキン
ナプキン(napkin)は、食事の際に、油などの飛散による衣服の汚れを防止したり、食後に口の周りを拭いたりするための布。使い捨てのものでは紙や不織布のものもある。生理用のナプキンと区別するために、「テーブルナプキン」と呼ぶこともある。
ナプキンは位置皿に折ってセッティングする(折り方には数種ある)。テーブルウエアとしてナプキンリングが用いられることもある。外食産業などではナプキン立てにまとめて用意される。
衣服の汚れを防止するものの使い方としては、肩から掛けたり、ひざの上に掛けたりする方法で使われる。大きさはほぼフェイスタオル程度。肩から掛けるものでは、首の後ろで結べるようになっている。
口の周りを拭くものは、小型のものとなる。
西洋料理では、食後にナプキンを丁寧に畳んでテーブルに置くと「料理が口に合わなかった」という意思表示になる[1]。テーブルマナーでは、食後は軽く折りたたんでテーブルの上に置くのがよいとされる。なお、基本的には中座は好ましくはないが、中座する場合には椅子の背あるいは椅子の上に置く。