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トライデント (潜水艦)

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艦歴
発注:
起工: 1937年1月12日
キャンメル・レイアード社にて
進水: 1938年12月7日
就役: 1939年9月1日
退役:
その後: 1946年2月17日にスクラップとして売却
除籍:
性能諸元
排水量: 水上:1,090 t、水中:1,575 t
全長: 275 ft
全幅: 26 ft 6 in (7.77 m)
吃水: 12 ft 9 in (3.89 m)
機関:
最大速: 水上:15.25 ノット (28.7 km/h)
水中:9 ノット (20 km/h)
兵員: 59名
兵装:

トライデント (HMS Trident, N52) はイギリス海軍潜水艦T級

艦歴

1937年1月12日起工。1938年12月7日進水。1939年9月1日就役。

トライデントは1941年から1943年中頃まで北海で活動した。そこで、トライデントはドイツの商船5隻、タンカー1隻、駆潜艇1隻を沈め、ドイツ商船2隻を損傷させた。

そのほかに、1942年2月23日にはノルウェー沖でドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲンアドミラル・シェーアに対して7本の魚雷を発射し、1本をプリンツ・オイゲンに命中させた。

また、ドイツ潜水艦U-566に雷撃されることがあったが、発射された魚雷は外れた。

1943年、トライデントは地中海に送られた。そこでトライデントは5隻の帆船を沈め、イタリアの商船1隻とドイツの哨戒艇1隻を損傷させた。

地中海にはあまり長くは居ず、次にトライデントは太平洋に送られた。そこでは2隻の日本船を沈めた。また、日本の練習巡洋艦香椎を雷撃したが、1本も命中しなかった。

トライデントは大戦を生き延び、戦後の1946年2月17日にスクラップとして売却された。

関連項目