トゲチャクワラ

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トゲチャクワラ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: イグアナ科 Iguanidae
亜科 : イグアナ亜科 Iguaninae
: チャクワラ属 Sauromalus
: トゲチャクワラ S. hispidus
学名
Sauromalus hispidus
Stejneger, 1891
和名
トゲチャクワラ
英名
Angel Island chuckwalla

トゲチャクワラSauromalus hispidus)は、爬虫綱有鱗目トカゲ亜目イグアナ科チャクワラ属に分類されるトカゲ。別名エンジェルアイランドチャクワラ

分布

メキシコアンヘルデラグアルダ島および周辺の島)固有種

形態

全長60cmとチャクワラ属の中でも大型。体形も頑丈。和名の通り頚部には棘状の鱗が並んでいる。

生態

砂漠や荒地にある岩場に生息する。主に地表性だが、岩や低木に登る等の立体的な活動も行う。

食性は植物食で植物果実種子等を食べる。繁殖形態は卵生。

人間との関係

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。以前は価格も高価で流通も稀だった。しかし最近は飼育下で繁殖された幼体が流通するようになり、流通量も多くなり価格も落ち着いた。同属で主に流通するキタチャクワラよりも丈夫で環境の変化に強いとされる。

関連項目