コンテンツにスキップ

ツルニチニチソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Iya448 (会話 | 投稿記録) による 2012年4月19日 (木) 11:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (「分布」を加筆)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ツルニチニチソウ
ツルニチニチソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: リンドウ目 Gentianales
: キョウチクトウ科 Apocynaceae
: ツルニチニチソウ属 Vinca
: ツルニチニチソウ V. major
学名
Vinca major
和名
ツルニチニチソウ(蔓日々草)
英名
bigleaf periwinkle

ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名:Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである。

分布

ヨーロッパ原産で観賞用に栽培される[1]北アメリカ南アメリカオーストラリア、日本に帰化している[1]

特徴

花期は、春~初夏。花の形がニチニチソウに似ているが、色は青紫色。柱頭は円盤状をしており、その上に毛のある突起物がある。このような柱頭の植物は珍しい。葉は幅広い。ニチニチソウ同様に繁殖力が非常に強く、やはり観賞用によく栽培される。ビンカアルカロイドとは異なるアルカロイドを含む。

参考文献

  1. ^ a b 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七『日本帰化植物写真図鑑 Plant invader 600種』全国農村教育協会、2001年7月26日。ISBN 4-88137-085-5  p.227

関連項目