ダイクマン・ストリート駅 (IRTブロードウェイ-7番街線)

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ダイクマン・ストリート駅
Dyckman Street
ニューヨーク市地下鉄
駅ホーム 地図
駅情報
住所 Dyckman Street & Nagle Avenue
New York, NY 10034
マンハッタン区
地区 インウッド
座標 北緯40度51分40秒 西経73度55分30秒 / 北緯40.861度 西経73.925度 / 40.861; -73.925座標: 北緯40度51分40秒 西経73度55分30秒 / 北緯40.861度 西経73.925度 / 40.861; -73.925
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTブロードウェイ-7番街線
運行系統    1 Stops all times (終日)
構造 盛土駅
ホーム数 相対式ホーム 2面
線路数 2線
その他の情報
開業日 1906年3月16日 (118年前) (1906-03-16)
利用状況
乗客数 (2013)2,094,538[1]増加 71.1%
順位 228位(421駅中)
次の停車駅
北側の隣駅 207丁目駅 (各駅停車): 1 Stops all times
ヴァン・コートラント・パーク-242丁目駅 (急行): 定期運行なし
南側の隣駅 191丁目駅: 1 Stops all times


北側の隣駅 バリアフリー・アクセス 北行ホームは障害者非対応
次の障害者対応駅: 231丁目駅: 1 Stops all times
南側の隣駅 バリアフリー・アクセス 96丁目駅: 1 Stops all times
停車案内表
マーク 説明
Stops all times 終日停車
Dyckman Street Subway Station (IRT)
座標北緯40度51分41秒 西経73度55分29秒 / 北緯40.86139度 西経73.92472度 / 40.86139; -73.92472
複合資産New York City Subway System MPS
NRHP登録番号04001021[2]
NRHP指定日2004年9月17日

ダイクマン・ストリート駅 (Dyckman Street) はニューヨーク市地下鉄IRTブロードウェイ-7番街線である。マンハッタンインウッドにあるダイクマン・ストリートとネーグル・アベニューの交差点付近に位置し、1系統が終日停車する。

駅構造

P
ホーム階
相対式ホーム、右側のドアが開く
北行線 ヴァン・コートランド・パーク-242丁目駅ゆき207丁目駅
(定期列車なし:ヴァン・コートランド・パーク-242丁目駅)
南行線 サウス・フェリー駅ゆき191丁目駅
相対式ホーム、右側のドアが開く バリアフリー・アクセス
M 改札階 改札、駅員詰所、メトロカード自動販売機
バリアフリー・アクセス (駅舎へ向かう傾斜路、ヒルサイド・アベニューとセント・ニコラス・アベニュー、フォート・ジョージ・ヒルの交差点の南西の角にあるエレベーター。注記:北行きホームへは車椅子利用不可。)
G 地上階 出入口

当駅は1906年3月16日に開業した相対式ホーム2面2線を有する盛土駅で、IRTブロードウェイ-7番街線がマンハッタンの基盤岩を通り抜けるために使うワシントンハイツ・マイン・トンネルの北側の入口にある。当駅以北ではアッパー・マンハッタンの地形が突然落ち込み、同線はヴァン・コートラント・パーク-242丁目駅まで高架となる。その地形により当駅はワシントンメトロイエローラインのハンティントン駅のようになっている。

どちらのホームも中央にベージュの風防ガラスと赤い天蓋、緑の骨組みでできた空間があり、その両側には腰の高さほどの黒いフェンスが続く。サウス・フェリー駅方面のホームは242丁目駅方面のホームよりも北へずれている。両ホームにはそれぞれ"DYCKMAN ST"と描かれたモザイクが2つある。

当駅の唯一の入口はネーグル・アベニューとダイクマン・ストリート、ヒルサイド・アベニューの交差点の南側の角に位置する地面より少し高いところに設置された駅舎である。その駅舎はターンスタイルやトークン売り場、各ホームへ続く2つの階段を備える。待合室にある1991年作の芸術作品は Wopo Holup が Flight と題したものであり、飛んでいる鳥が描かれた陶製のレリーフタイルを特徴とする。

当駅はIRTブロードウェイ-7番街線で2つしかない2線を有する地上駅の1つである(もう1つはヴァン・コートラント・パーク-242丁目駅)。現在は旅客営業に使用されていない中央の急行線は当駅のすぐ北で現れ、242丁目駅のすぐ南までノンストップで続く。

当駅はアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されており[3]、すぐそばにある Substation 17英語版 も登録されている。

障害者用通路

2014年2月、進行中のリハビリテーションの一環として、MTAは通りから中二階への傾斜路を建設し南行きのホームと中二階とを接続するためのエレベーターを開設した[4]。当初このエレベーターは当駅の改修工事の計画になかったが、ユナイテッド・スピナル・アソシエーションが起こした訴訟により建設された[5]。このエレベーターは機械室レス型であり、同型機で最初にニューヨーク市地下鉄に導入されたものである。この改修工事にはトンネル入口やホームの改修、新しい照明設備の設置も含まれていた[6]。当駅の北行きホームへの通路は障害者に対応していないが、2020年〜2024年MTA投資計画において整備計画が示されている[7][8][9]

エレベーターはヒルサイド・アベニューとセント・ニコラス・アベニュー、フォート・ジョージ・ヒルの交差点の南西の角にあり、駅舎へ向かう傾斜路で行くことができる[10]

ギャラリー

脚注

  1. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. New York City Metropolitan Transportation Authority. 2014年3月25日閲覧。
  2. ^ NPS Focus”. National Register of Historic Places. National Park Service. 2011年12月22日閲覧。
  3. ^ National Registar of Historic Places: New York County - Dyckman Street Subway Station (IRT)
  4. ^ Dyckman St. reopens as work affects 8 subway lines
  5. ^ Dyckman St. accessibility suit settled
  6. ^ Ribbon Cutting Marks MTA NYC Transit’s Rehab of Dyckman St 1 IRT Stop”. MTA (2014年2月6日). 2014年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月14日閲覧。
  7. ^ Martinez, Jose (2020年12月15日). “Some NYC Subway Stations Getting Elevators While Others Get the Shaft Amid Budget Crunch”. THE CITY. 2021年7月28日閲覧。
  8. ^ "MTA Announces Accessibility Projects at Eight Stations Throughout the Five Boroughs" (Press release). Metropolitan Transportation Authority. 16 December 2020. 2021年5月26日閲覧
  9. ^ Hallum, Mark. “MTA completes installation of 15 new elevators at seven subway stations, 17 total | amNewYork” (英語). www.amny.com. 2021年7月28日閲覧。
  10. ^ MTA Guide to Accessible Transit: Manhattan

外部リンク