セネガル相撲
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セネガル相撲(フランス語 Lutte sénégalaise、ウォロフ語 Laamb又はLamb)とは、アフリカのセネガルやガンビアに伝わる武術、格闘技。
概要
- セネガルでは最もポピュラーなスポーツとして親しまれている。プロの試合はテレビでも放映され人気を博しており、プロはそれぞれリングネームを名乗る。近年では「タイソン」(Tyson フランス語版)と呼ばれる選手が人気だったそうである。
- 婚約者から貰った腰巻を着けて戦う。試合に出るときはマラボウト(呪術師)のチェックを受け、OKが出てから試合場に入るようになっており、試合の前にも儀式を行う。
- 大会で優勝する事は家族や集落にとっても名誉となる。そういう意味ではセネガル相撲の選手は集落の代表ともいえる。
技術
試合は大きな円形のリング(土俵)で行う。野外のスタジアムで行う事が多い。
相手の膝か背中を地面に付けると勝ちとなる。投げ技やタックルが主だが、プロでは打撃があるのが特徴である。
セネガル相撲の打撃は相手を打撃で倒す為というよりは、投げ技に持ち込む為に行うものである。この点は日本の柔術にも共通する発想である。
参考文献
- イーストプレス 「世界のすごい武術・格闘技」
- Wikipediaフランス語版
外部リンク
- 試合の様子 Youtubeより。