ジュール・ジラルデ (Jules Girardet、1856年4月10日、ヴェルサイユ - 1938年1月、パリ)は、フランスの画家。
スイスのユグノーである作家ポール・ジラルデと妻ルイーズ・アレクサンドリーヌ・サンドズの子として生まれた。画家のウジェーヌ・ジラルデは兄、同じく画家レオン・ジラルデ(フランス語版)は弟である。エコール・デ・ボザールで絵を学び、アレクサンドル・カバネルに師事した。彼は主に肖像画、歴史画(ブルターニュの革命戦争など)を描き、オリエントを題材とした作品を数作描いた。彼の作品は1881年のサロン・ド・パリで栄冠を得て、1889年のパリ万国博覧会で銀メダルを獲得した。