クラブケーキ
クラブケーキ(Crab cake)は、カニ肉やパン粉、牛乳、マヨネーズ、卵、タマネギ等から作られるアメリカ料理である。ピンクペッパーやグリーンペッパー、ピンクラディッシュ等が加えられることもあり、ケーキをソテーやりグリルしてから提供することもある。伝統的にチェサピーク湾、特にメリーランド州やボルチモアで食べられることが多い。
メリーランド州では、クラブケーキの2つのスタイルが有名である。遊歩道の屋台で食べられるものとレストランで食べられるものである。屋台のものは通常、パン粉をつけて揚げられており、しばしば様々な詰め物がされ、ハンバーガーバンズに乗せて提供される。レストランのものには普通詰め物はされず、塊のカニ肉で、皿に乗せるかオープンサンドウィッチとして提供される。メリーランド州のレストランでは、クラブケーキを揚げるか焼くことが多い。
どの種類のカニ肉も使われるが、チェサピーク湾に生息するワタリガニの肉が伝統的であり、味も良いとされる。太平洋岸北西部やカリフォルニア州北部では、固有種のイチョウガニがクラブケーキの材料として用いられ、地域の定評のあるレストランで提供される。
クラブケーキは、カニの漁獲が多いアメリカの湾岸地域で人気があり、クッキーのような小さなものからハンバーガー程度の大きさのものまである。レムラード・ソース、タルタルソース、マスタード、ケチャップ等をかけることもある。
外部リンク
- Nutritional Analysis at FoodsDatabase