ガリフナ音楽
ガリフナ音楽(Garifuna music)は、 中央アメリカに見られる音楽様式の1つである。[1] ガリフナ民族に関わる民族音楽。
概要
ガリフナ音楽の2大ジャンルとして、プンタとパランダ(paranda)が挙げられる。
ガリフナ音楽はダンスと密接に関わっている。 伝統的に古くから使用されている楽器は主に、太鼓やマラカスで、 近年ではギターやカメの甲羅なども使われたりする。[2] 特に太鼓はガリフナ音楽には欠かせない重要なものであるが、 メインとなる太鼓は、セグンダ(Segunda)と呼ばれるバスドラムである。 ガリフナ音楽で使用する太鼓は、 通常、丸太の中をくり抜き、アンテロープの獣皮を張って作られる。[2]
伝統的な民族音楽であるガリフナ音楽には進化形も存在する。 まだ大抵は、伝統的な民族楽器を用いて演奏されるが、1970年代以降、 プンタのジャンルでは部分的近代化、電化という新しいモノを導入する変化も生まれてきている。 そうした新しいプンタは、プンタ・ロックと呼ばれている。
2001年、ユネスコは、 ニカラグア、ホンジュラス、ベリーズ、グアテマラ地域におけるガリフナの言語、舞踏及び音楽 に対して、 人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言 を行い、2008年に無形文化遺産として登録された。[3]
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脚注
注釈
出典
- ^ Michael Stone. “400 years of fury, 400 years of sound”. Roots World. 2014年11月18日閲覧。
- ^ a b “Garifuna Music and Dance”. National Garifuna Council of Belize. 2014年11月18日閲覧。
- ^ “Language, dance and music of the Garifuna”. unesco.org (2008年). 2014年11月18日閲覧。