カメオ出演

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カメオ出演(カメオしゅつえん、Cameo appearance / Cameo role)は、俳優歌手、監督、時には政治家やスポーツ選手などがゲストとしてほんの短い時間、映画ドラマ舞台に出演すること。遠目からでもはっきりと分かる装飾品カメオからそう呼ばれるようになった(英語のcameoには「名場面」「山場」という意味もある)。

日本国外では単に「Cameo」と呼ばれることもある。スーパーエキストラという扱いの場合もある。

事例

ファイル:Alfred Hitchcock cameo (1946) Notorious 1.png
映画ではアルフレッド・ヒッチコックのカメオ出演が特に有名。 観客らは監督の姿を捜すことを楽しみにした。(写真は映画『汚名』のワンシーン)

監督や主演俳優(女優)の友人や、原作者、作品のモデルとなった人物や作品に由縁の深い人物などが端役で出演する。

1924年には、エリック・サティとその友人たちが無声映画『幕間』(バレエ『本日休演』の幕間に上演された)に出演した。1956年の『八十日間世界一周』以来、カメオ出演はハリウッドなどでもお遊びとして取り入れられ、監督の人脈が映画の中で活かされている。

アルフレッド・ヒッチコックは自身の監督した作品に頻繁に出演している(アルフレッド・ヒッチコックのカメオ出演一覧参照)。

また、スタン・リーマーベルコミックの作品の映像化作品においてたびたび端役で出演することで知られており、コミックの中でも例えば『アベンジャーズ・アニュアル』においてルーク・ケイジの結婚式の場面で神父役を務めている。