カズラ (衣服)
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カズラ(ラテン語: casula)またはチャジブル/チャズブル(英語: chasuble)は、カトリック教会や聖公会、一部のルーテル教会の司祭、司教(主教/監督)、牧師が着用する祭服の一種。漢語では幄衣(あくい)とも呼ばれる[1]。
概要
[編集]ミサ・礼拝の時に、アルバ(アルブ)やストラ(ストール)の上に着用する。外見はポンチョに似た貫頭衣である。
比較的盛式な礼拝の際に用いられる祭服であり、平常時の礼拝の時にはアルバとストラのみを着用することがある。カズラを着用するときは、その下のストラはX字状に交差して着用する慣わしがある。
教会暦の時節に従って決められた典礼色(祭色)のものを用いる。
脚注
[編集]参考書籍
[編集]- 八木谷涼子『なんでもわかるキリスト教大事典』朝日新聞出版、2012年。ISBN 978-4-02-261721-7。