コンテンツにスキップ

ウマイヤ・モスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Ptbotgourou (会話 | 投稿記録) による 2012年4月21日 (土) 08:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.2) (ロボットによる 変更: fr:Grande Mosquée des Omeyyades)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

座標: 北緯33度30分43秒 東経36度18分24秒 / 北緯33.51194度 東経36.30667度 / 33.51194; 36.30667

ウマイヤド・モスク(Umayyad Mosque, Arabic: جامع بني أمية الكبير)とは、ウマイヤ朝第6代カリフワリード1世によって705年(ヒジュラ暦86年)にダマスカスに建築された現存する世界最古のモスクであり、世界最大級のモスクのひとつでもある。世界遺産「古代都市ダマスカス」の一部である。

もとはキリスト教の洗礼者ヨハネ教会であったが、7世紀になってダマスカスがムスリムの支配下に入り、10年の歳月を費やして敷地全体がモスクへと改装された。このため、通常のモスクとは違いローマ建築ビザンティン建築の様式が色濃く出ている。

カアバ預言者のモスク岩のドームに次ぐイスラム教第4の聖地として、現在も巡礼者が絶えない場所である。また、内部には当初から洗礼者ヨハネの墓があり、キリスト教徒にとっても重要な巡礼地のひとつである。2001年にはヨハネ・パウロ2世が訪れている。

Template:Link FA