ウエストサイド物語 (宝塚歌劇)

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ウエストサイド物語』(ウエストサイドものがたり)は、宝塚歌劇団によるミュージカルブロードウェイ・ミュージカルの傑作『ウエストサイド物語』の日本での上演の一つである。

概要

1968年 月・雪組

宝塚大劇場公演

2幕15場[1]

公演期間は1968年8月1日から9月1日まで[1]。新人公演は8月17日[2]

脚本はアーサー・ロレンツ[1]。演出・振付はジェローム・ロビンス[2]サミイ・ベイス[2]

新人公演の主な出演者[2]大滝子千草美景清はるみ水はやみ水島みのる竹生沙由里榛名由梨叶八千矛麻生薫

東京宝塚劇場公演

公演期間は1968年11月1日から11月26日まで[3]。新人公演は11月17日[4]

脚本はアーサー・ロレンツ[3]

演出はジェローム・ロビンス[3]、サミー・ベイス[3]

雪組出演者[5]は水島みのる、里園ゆり美高悠子滝しぶき

宝塚・東京以外の公演

公演場所は名古屋・中日劇場[6]

公演期間は1968年12月12日から12月14日[6]まで。

脚本はアーサー・ロレンツ[6]

演出はジェローム・ロビンス[6]、サミー・ベイス[6]

1969年 月・雪組の宝塚大劇場公演

2幕15場[7]

公演期間は3月1日から3月25日まで[7]。新人公演は3月15日[8]

脚本はアーサー・ロレンツ[7]

演出・振付はジェローム・ロビンス[7]、サミイ・ベイス[7]

1998年 月組

正式タイトルは住友VISAミュージカル『WEST SIDE STORY』-ウエストサイド物語-[9]。2幕[9]

ジェームス・ロビンスの原作案による脚本[9]。脚本はアーサー・ロレンツ[9]

宝塚大劇場の公演期間は1998年2月13日から3月23日[9]まで。新人公演は3月3日[9]

TAKARAZUKA1000days劇場の公演期間は1998年5月30日から7月6日[10]まで。新人公演は6月16日[10]

1999年 星組

正式タイトルは宝塚歌劇85周年スペシャルミュージカル『WEST SIDE STORY』-ウエストサイド物語-[11]。2幕[11]

ジェームス・ロビンスの原作案による脚本[11]。脚本はアーサー・ロレンツ[11]

宝塚大劇場の公演期間は1999年2月19日から3月29日まで[11]。新人公演は3月9日[11]

TAKARAZUKA1000days劇場の公演期間は1999年5月15日から6月27日[12]まで。新人公演は5月25日[12]

スタッフ

宝塚歌劇のスタッフ一覧(不明点は空白とする)
担当 1968年(宝塚[13] 1969年(宝塚[14] 1998年(宝塚[9]・東京[10] 1999年(宝塚[11]・東京[12]
脚本 アーサー・ロレンツ
音楽 レナード・バーンスティン レナード・バーンスタイン
フィナーレ音楽製作 マーク・ハンメル
作詞 ステサン・ソンドハイム ステファン・ソンドハイム スティーブン・ソンドハイム
編曲 吉崎憲治宮原透 吉崎憲治、宮原透
高橋城
演出・振付 ジェローム・ロビンス
サミイ・ベイス
ジェローム・ロビンス(オリジナルプロダクション)
アラン・ジョンソン
演出・振付補 ケビン・バクストローム
振付補 カーレン・クリスティン
鈴木武
カーレン・クリスティン
翻訳 倉橋健 勝田安彦
訳詞 福田美環子
演出補 柴田侑宏 正塚晴彦
音楽監督 寺田瀧雄松永浩志 寺田瀧雄 高橋城
音楽指揮 橋本和明 岡田良機(宝塚)、佐々田愛一郎(宝塚)
伊沢一郎(東京)、清川知己(東京)
伊澤一郎、佐々田愛一郎
音響 加門清邦
音響監督 松永浩志  
装置 渡辺正男 大橋康弘
衣装 小西松茂 任田幾英
照明 今井直次 勝柴次朗
小道具 生島道正 万波一重伊集院徹也
効果 村上茂 扇野信夫
演出・振付助手 ケビン・バクストローム
演出助手 太田哲則 藤井大介大野拓史 萩田康一(宝塚)、大野拓史(宝塚)
藤井大介(東京)
振付助手 ケンジ中尾伊賀裕子
音楽助手 木川田新
装置補 新宮有紀
衣装補 田口美香 田口美香、河底美由紀
舞台進行 赤坂英雄表原渉 豊田登濱野文宏
舞台監督 藤村信一(東京)、波紫衛(東京)
木村信也(東京)、中村兆成(東京)
藤村信一(東京)、波紫衛(東京)
木村信也(東京)、福尾晋吾(東京)
舞台美術製作 株式会社 宝塚舞台
歌唱指導 楊淑美
演奏 宝塚管弦楽団(宝塚)、ダットミュージック(東京)
通訳 早川保清 倉橋健
製作 小辻糺 村上信夫
共賛 株式会社 住友クレジットサービス
特別協賛 VISAジャパングループ

配役一覧

1998年、1999年のチノ役、1968年、1998年、1999年のロザリア役の出典は外部リンク[15]からである。

新人公演において鳴海じゅんが休演したことに伴う代役(※1)。

役変わり(一部/二部)がある(※2)。

宝塚歌劇版における配役一覧(不明点は空白とする)[15]
役名 1968年(宝塚[1] 1969年(宝塚[7] 1998年(宝塚[9]・東京[10]
( )内は新人公演
1999年(宝塚[11]・東京[12]
( )内は新人公演
トニー 古城都 真琴つばさ
大空祐飛/大和悠河※2)
稔幸
朝澄けい
マリア 八汐路まり 風花舞
花瀬みずか/叶千佳※2)
星奈優里
秋園美緒
リフ 清はるみ 初風緑
嘉月絵理(宝塚)※1、鳴海じゅん(東京))
絵麻緒ゆう
真飛聖
ベルナルド 千波淳 紫吹淳
霧矢大夢
彩輝直
水瀬あお
アニタ 砂夜なつみ 樹里咲穂
西條三恵
羽純るい
雪路歌帆
ロザリア 笹潤子 星野瞳 美椰エリカ
ドック 小柳日鶴 立ともみ
華路ゆうき
夏美よう
彩勢沙樹
シュランク刑事 美山しぐれ 真山葉瑠
京樹真那
英真なおき
(莉理せいら)
巡査クラプキ 岬ありさ
Aラブ 水はやみ 大和悠河
一色瑠加
朝澄けい
美稀千種
ジョーン 川路真瑳
チノ 大滝子 大空祐飛
嶺恵斗
高央りお
アクション 榛名由梨 成瀬こうき
越乃リュウ
音羽涼
涼紫央
ベイビー・ジョン 霧矢大夢
あゆら華央
真飛聖
拓麻早希
エニイボディス 八重はるみ
スノーボーイ 汐路朝子
ディーセル 叶八千矛
ビッグディール 小乃月ひかる
インディオ 水島みのる
ペペ 風さやか
グラジェラ 雛とも子 千紘れいか
水沢葉月
妃里梨江
美乃杏花

脚注

  1. ^ a b c d 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.68(宝塚歌劇団)
  2. ^ a b c d 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.69(宝塚歌劇団)
  3. ^ a b c d 宝塚歌劇90年史『すみれの花歳月を重ねて』p.280(宝塚歌劇団)
  4. ^ 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.72(宝塚歌劇団)
  5. ^ 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.71(宝塚歌劇団)
  6. ^ a b c d e 宝塚歌劇90年史『すみれの花歳月を重ねて』p.297(宝塚歌劇団)
  7. ^ a b c d e f 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.76(宝塚歌劇団)
  8. ^ 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.77(宝塚歌劇団)
  9. ^ a b c d e f g h 宝塚歌劇90年史『すみれの花歳月を重ねて』p.80(宝塚歌劇団)
  10. ^ a b c d 宝塚歌劇90年史『すみれの花歳月を重ねて』p.83(宝塚歌劇団)
  11. ^ a b c d e f g h 宝塚歌劇90年史『すみれの花歳月を重ねて』p.96(宝塚歌劇団)
  12. ^ a b c d 宝塚歌劇90年史『すみれの花歳月を重ねて』p.99(宝塚歌劇団)
  13. ^ 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.68、69(宝塚歌劇団)
  14. ^ 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』p.76、77(宝塚歌劇団)
  15. ^ a b [1]

参考文献

  • 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』(宝塚歌劇団)
  • 宝塚歌劇90年史『すみれの花歳月を重ねて』(宝塚歌劇団)