アームストロング・シドレー アダー
アームストロング・シドレー アダー
- 分類:ターボジェットエンジン
- 製造者:アームストロング・シドレー
- 運用者:イギリス空軍
アームストロング・シドレー アダーは、アームストロング・シドレーが開発したイギリスのターボジェットエンジン。最初の試運転は1948年11月に実施された[1]。
設計と開発
アダーはターボプロップエンジンである、アームストロング・シドレー マンバのターボジェット版で、当初はジンディビック 1標的機のための使い捨てエンジンとして開発された。その後、長時間の使用に耐えられるように改良が実施され、より強力な、ヴァイパーへと進化した。
アダーはアブロ ランカスター III SW342号機の尾部に搭載して飛行試験が実施された。この機体はマンバの氷結試験のために、アームストロング・シドレー社によって改造が施されたものであった。
仕様
一般的特性
- 形式: ターボジェット
- 全長: 73.3 in
- 直径: 28 in
- 乾燥重量: 550 lb
構成要素
- 圧縮機: 軸流式
性能
関連項目
参考資料
脚注
- ^ Gunston 1989, p. 20.
出版物
- Gunston, Bill. World Encyclopaedia of Aero Engines. Cambridge, England. Patrick Stephens Limited, 1989. ISBN 1-85260-163-9
関連図書
- Turbine Test Beds by Brian Turpin - Part one - Aeroplane Monthly February 1980 issue