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アンチアリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2018年10月27日 (土) 21:52; 権田原 (会話 | 投稿記録) による版 (訂正)(日時は個人設定で未設定ならUTC

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α-アンチアリン
β-アンチアリン

アンチアリン (antiarin) とは、矢毒として用いられる自然毒の一種。 アンチアリス トクシカリア (antiaris toxicaria、別名 イポー、ウパス) という、東南アジア~南アジア原産の常緑樹が持つ乳状の樹液に含まれる。α-アンチアリン(CAS登録番号 [23605-05-2])、β-アンチアリン(同 [639-13-4])などを含む ステロール配糖体の混合物。

原木は悪臭を放つが、乾燥すると臭いが消えるという特性を持ち、造作材、梱包材、合板の芯などに用いられる。