フラマトム

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アレヴァNP (Areva NP) は、フランス原子炉メーカー。旧 フラマトムANP (Framatome ANP)。フラマトム (Framatome) が母体。

原子力複合企業のアレヴァグループの一員。持株比率はアレヴァSA 66%、ジーメンス 34%。

本社はパリ

歴史

フラマトムは、当初アメリカ合衆国ウェスチングハウス (WH) の加圧水型原子炉技術を導入した。持株比率はWH45%、フランスの兵器メーカークルーゾ・ロワール51%であった。

1975年フランス原子力庁 (CEA) やフランス企業が出資しフランス資本化された。

2001年1月、以前から合弁事業を進めていたドイツジーメンスの原子力部門と合併してフラマトムANPとなった。持株比率はフラマトム66%、ジーメンス34%(現時点も継続中)。さらにCEA傘下の核燃料メーカー国営企業コジェマ(現 アレヴァNC)を含めた3社間での提携も進んだ。

2001年9月、コジェマ、CEAの持株会社CEAアンデュストリなどとともに整理統合され、新設された持ち株会社アレヴァの傘下となった。その後、社名はアレヴァNPとなった。

2006年頃から三菱重工との提携を進め、日立GE連合、東芝 (WHを買収) に対抗しつつある。

2009年、三菱原子燃料に出資、株式の30%を保有している[1]

脚注

  1. ^ 三菱原子燃料

外部リンク