アポイ岳
アポイ岳 | |
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様似町市街地とアポイ岳 | |
標高 | 810.5 m |
所在地 | 日本 北海道様似郡様似町 |
位置 | 北緯42度6分28.2秒 東経143度1分32.2秒 / 北緯42.107833度 東経143.025611度 |
山系 | 日高山脈 |
プロジェクト 山 |
アポイ岳(アポイだけ)は、北海道様似郡様似町に位置し、日高山脈の南端にある山。標高810.5m。地名の由来はアイヌ語の「アペ・オ・イ」(火のあるところ)より。
概要
山が「幌満橄欖岩」と呼ばれているかんらん岩でできており、特殊な自然体系となっていることにから、1952年に高山植物帯が「アポイ岳高山植物群落」として国の特別天然記念物に指定された。1981年には日高山脈襟裳国定公園の特別保護区となった。標高が低いわりに、特殊な岩体のため森林が発達せず、「蛇紋岩植物」が生育する高山植物の宝庫として有名である。花の百名山となっている。
アポイ岳ジオパーク
アポイ岳ジオパークは、2008年(平成20年)12月に日本ジオパークに認定された。
「アポイ岳と高山植物群落」として日本の地質百選にも認定されている。
参考文献
- 横山光「洞爺湖有珠山ジオパーク・アポイ岳ジオパーク」『RikaTan(理科の探検)』第4巻第7号、文一総合出版、2010年7月、14-16頁。