アイオニック (ヒョンデ)
アイオニック(IONIQ、아이오닉)は、韓国のヒョンデ自動車が展開する電気自動車(EV)専用のサブブランド。元々、低公害車両の車名(ヒュンダイ・アイオニック)だったものがサブブランドに拡大された。
概要[編集]
2019年、フランクフルトモーターショーで参考出品された45・EVコンセプトの市販モデルで2021年2月23日、市販仕様が世界初公開されたことがブランドの発端である。同車は現代初の新開発の電気自動車専用RR(Rear Wheel Drive-Rear Motor)プラットフォーム「E-GMP(Electric-Global Modular Platform)」を初採用したモデルで、そのボディデザインはヒョンデ初のオリジナル生産車ポニーを参考にしており[1]、のちの2021年に量産仕様がアイオニック5として発表された。
2022年6月14日、韓国の釜山においてアイオニック5が料金所の側壁に衝突、炎上し搭乗者2名が死亡する事故が発生した。監視カメラの映像より衝突3秒後には車両が火に包まれ、15分後に消防隊が到着した時点では車内まで燃え広がっていた。消防と専門家によるとバッテリーに加わった衝撃による熱暴走が原因と推測されている[2]。
車種ラインナップ[編集]
脚注[編集]
- ^ “미래형 전기차 ‘아이오닉 5’ 이미지 첫 공개… “살짝 설렜어 난””. 《서울신문》 2021年1月13日閲覧。
- ^ “전기차 충돌 3초만에 800도, 탑승자 탈출도 못하고 숨졌다”. 朝鮮日報 2022年6月25日閲覧。