どじょう豆腐
どじょう豆腐(どじょうどうふ)とは豆腐を使った料理の一つ。どぜう豆腐、地獄鍋、地獄煮、どじょう地獄とも呼ばれる。
中国語では「泥鰍鉆豆腐」(繁体字: 泥鰍鉆豆腐、簡体字: 泥鳅钻豆腐)と呼ばれる。
概要
鍋に水を入れ、生きたままのどじょうを一緒に煮立たせ、そこに豆腐を入れると、熱さに耐えきれないどじょうが冷たいままの豆腐の中に逃げ入り、そのまま豆腐と共に煮え上がって出来る。 周りからは湯豆腐を食べているようにしか見えず、肉食が許されなかった僧侶が好んで食べていたと言われる。
幻の料理か否か
実際に調理すると、豆腐の中に入る事無くどじょうが煮えてしまうため、伝説上の幻の料理と言われている。テレビ番組でも取り上げられた事もあり、さまざまなタイミングでどじょうを鍋に投入したが豆腐の中に入る事はなかった[1]。しかし、「過去に作った事や食した事がある。」と言う者もいる[2]。 また、ソウル郊外の豆腐料理専門店「コンソリ」では実際に提供されている[3]。 実際には、豆乳を型に流し込む際に茹でたどじょうを加え、その後に固めたものであろう。
脚注
- ^ http://www.tofu-as.jp/tofu/history/14.html
- ^ http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=38410[出典無効]
- ^ 2004年4月30日放送 日本テレビ『高田・久本・ユンソナ最強の料理人を探せ!!韓国大発見!超人列伝』より[出典無効]