かつて存在した情報機関の一覧
かつて存在した情報機関の一覧とは、かつて存在していた情報機関の一覧である。 現存するものは、情報機関の一覧にて扱う。
- この一覧は未完成です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
アジア
- 日本
- 満州国
- 中国
- 唐 - 進奏院
- 明 - 錦衣衛(1368-1645)、東廠(1420-1644)、西廠(1477-1510年?)、内行廠
- 清 - 尚虞備用処
- 中国 - 中国共産党中央特別行動科、軍事委員会調査統計局(1927-1946)、中共中央調査部
- 台湾
- ロシア・ソビエト連邦
ヨーロッパ
- イギリス
- 中世イギリスにおいては恒常的な諜報組織もなく、体系的な技術もないアマチュアによる活動であった。そのため、エドワード3世やエリザベス1世などが必要に迫られて諜報組織を立ち上げた[1]。
- 暗号解読のみは継続して研究所が置かれていた[1]。
- エリザベス1世の主席宰相フランシス・ウォルシンガムのスパイネットワークは、カトリックとプロテスタントの宗教対立、スペインとの戦争などの国内・国外事情の緊張から必要に迫られて作られることになった[1]。なお、この組織は小規模な組織ながらウォルシンガムの私財で動いていたため、ウォルシンガムともども晩年には破産に近い状態となっていた[1]。
- Directorate of Military Intelligence (United Kingdom)(1873 - 1964) - クリミア戦争で情報戦の重要性が確認され、戦争省内に情報部が置かれた[1]。
- ドイツ
- 神聖ローマ帝国 - 宮廷軍事局[2]
- ドイツ帝国 - アプヴェーア、国家保安本部、ゲシュタポ、秘密野戦警察、Sicherheitsdienst、B-Dienst、Marinenachrichtendienst、Abteilung III b
- 西ドイツ - ゲーレン機関[3]、Zentrum für Nachrichtenwesen der Bundeswehr
- 東ドイツ - シュタージ、Militärische Aufklärung der Nationalen Volksarmee
- イタリア
- チェコ
- StB(1945-1990)
中東
- イラン
- SAVAK(1957-1979)
- トルコ
- オスマン帝国 - Martolos、Teşkîlât-ı Mahsûsa、Yıldız İstihbarat Teşkilatı
- 第一次世界大戦後 - Karakol Cemiyeti
- Millî Emniyet Hizmeti(1926 - 1965)。1965年以降は、トルコ国家情報機構として存続。
- エジプト
- マムルーク朝 - Qussad(قصاد)[4]
アメリカ大陸
- アメリカ合衆国
出典
- ^ a b c d e 敬祐, 樋口 (2018年4月25日). “インテリジェンスの組織論的研究 ―米インテリジェンスに見る課題と展望―”. 2022年10月3日閲覧。
- ^ “V-7 Bericht des ehemaligen Botschafters in Konstantinopel Anton Verancsics an Erzherzog Karl über den Aufbau eines Spionagesystem…”. www.arcanum.com. 2022年10月3日閲覧。
- ^ 『ゲーレン機関』 - コトバンク
- ^ Medievalists.net (2011年5月16日). “The Prince, the Assassin and the Mongols” (英語). Medievalists.net. 2022年10月3日閲覧。
関連項目
- 秘密警察
- Escadron volant - 16世紀にメディチ家から嫁いだフランス女王カトリーヌ・ド・メディシスの黒い噂から19世紀に創作された女官諜報部隊に付けられた名称。