Wikipedia:秀逸な記事の選考/ハンセン病 20080518

ハンセン病[編集]

賛成/条件付賛成/保留/反対 4/0/0/0 基準を満たしましたので、2008年8月29日 (金) 15:43 (UTC)(2008年8月30日 (土) 00:43 (JST))に選考通過となりました。

(ノート) 《推薦理由》医学項目として必要不可欠な病因、症状、診断、治療といった項目が網羅されており、その歴史的な背景、社会との関わりまで記載されており、この分野としては模範的な記載がなされているため。またそれらの記載が一般の方も理解できるように有機的に結びついている点が非常に素晴らしいと思い推薦しました。過去の差別の歴史に関しても百科事典としてふさわしく中立的に記載されています。 Jeny 2008年5月18日 (日) 12:25 (UTC)[返信]

(保留)(賛成)「百科事典において必ず説明されるべきことが全て説明されている。」「内容が充実している。」「観点の中立性が保たれている。」の三点についてはとりあえず問題は無いと考えます。

一方、「完成度が高い。」の点については{{要出典}}が残っているのは瑣末な問題としても、文章が読みやすい、構成がしっかりしているかというと(三度読みましたが)盛りだくさん過ぎて論旨として何が中心軸であるかがとても分かりにくいという評価となりました。一つは、大半の話題について年代付きの物語調で執筆されており各節とも「歴史的経緯」の説明と「今日の最新の視点としてハンセン氏病をどのように理解すべきか」という論旨が各節で繰り返されメリハリなく渾然一体となっている印象を受けます。似たような事件や事例が全て詳細に書かれているので年表や表を使って要約し、論旨の中心軸の説明に特に必要な少数の事例に絞り込んで詳しく書くと論旨の中心軸がストレートに表現され読みやすく理解しやすい記事になるように考えます。また、幾つかの記事との統合提案もそのままになっているので、記事構成上の問題が完成した状態ではないと評価します。場合によっては各論は分割した方が理解が深まるかもしれません。

また、「「出典」または「参考文献」が挙げられている。」については日本国内の事例については出典をたどることができましたが、外国の事例や病態とかについては提示されている「出典」または「参考文献」のリンクではどこから持ってきたか不明な文節も残っているので、初出だけでなくそれぞれの文節についても「出典」や「参考文献」の引用について拡充を希望します。--あら金 2008年5月18日 (日) 13:35 (UTC)[返信]

再評価して更新しました。--あら金 2008年8月4日 (月) 09:47 (UTC)[返信]

(条件付き賛成)ハンセン病は単なる感染症としてだけでなく、日本では差別問題などの社会的問題も深く関与していることから中立的観点からの執筆が難しいテーマです。本項目はこのような難しい題材について、詳細かつ中立的な立場から記載されており、特に日本における歴史や治療の節については、この領域の専門的知識を持った方々による執筆が行われた結果、非常に優れた百科事典的な資料になっていると高く評価します。しかし一方で、病因や疫学などの面についての記述は、いささか古い情報に基づいて執筆されていることが伺われ、内容にも不足が見られます。具体的な問題点として、以下の点を挙げます。

  • 感染症の記事としては、(1)病原体の特徴、(2)感染源と感染経路、(3)予防、の部分の記述が不足していると考えます。これらの情報には、戸田新細菌学(南山堂)の最近の版の記述が参考になると思います。
    • 疫学の節の「トピックス」の中に挙げられている内容は、むしろ病原体の特徴に位置づけられるべき内容だと考えます。この他、診断に用いられるPGL-IやDOPA酸化酵素などの内容を絡めて、病原体について、短い概説にまとめる(詳述はらい菌で行う)ことを提案します。なお、この部分については内容がいささか古く、正確性にやや劣るようです。「アルマジロ」は「ココノオビアルマジロ」の方がよいと思います。また1980年代にはマンガベイザルやアカゲザルなどにも感染することが報告されています。
    • 患者から患者への伝達に関しては現在の文章では内容不足だと思います。(A) 鼻汁や組織浸出液が感染源となり、それが粘膜や皮膚を介して感染しうる。(B) 乳汁からの母子感染もまれに起こる。などについては、(世界的な見地からも)触れておく必要があるでしょう。その上で、ほとんどの感染が、排菌中の患者との濃密接触環境下での経鼻感染であることや、ほとんどのケースは感染・発病しないということに触れる、という順序になると思います。
    • 予防については専用のワクチンはないものの、BCGに予防効果があることや、薬剤の事前投与法などが挙げられると思います。
  • 近年の全世界の患者数について具体的な記述が必要だと思います。WHOなどから公開されている数値が利用できるでしょう。もし可能なら、患者数ごとに色分けした世界地図などが作製できれば、より判りやすくなると思います。また患者発生数を、地域別や年代別に比較することで、ハンセン病という感染症が「将来的に患者数が減少していくだろう疾患」なのか、あるいは将来に亘って残りつづけたり、(結核のように)再興感染症として認識されている疾患なのか、そういう「数ある感染症の中の一つ」として見たときの位置付けについても、もし(信頼できる情報源に基づく)言及が可能であれば、是非記述していただきたいと思います。
  • 出典のスタイルが、一つの記事の中でばらばらになっているようです。どの形式にするのがいいかについては、特に多くの出典をお持ちのLibellさんを中心に決定していただくのがいいと思いますが、いずれかの方式に統一することが必要だと思います。

また、以下はマイナーなポイントですが

  • 名称について、ハンセン病に限った話ではありませんが、「ハンセン氏病」から「ハンセン病」に統一・変更されている経緯についても、一言触れておいた方がいいと思います。
  • 「感染のメカニズム」の節は、神経細胞との親和性についての内容であって、節名と内容が一致していません。それに続く「原因究明の経緯」も、らい菌発見の経緯の内容であり、同様です。
  • 近年、らい菌の遺伝子解析の結果から、東アフリカを起源とするという説が発表されています[1]。疫学上のトピックスの一つになると思いますので参考になりましたら。
  • 疫学の部分など、「日本の状況→世界の状況」という順序で解説されている部分が散見されますが、逆に世界的な概観を(いわば総論として)述べた後で、日本の状況について述べるという形にした方がいい部分があると思います。

以上です。--Y tambe 2008年5月19日 (月) 04:14 (UTC)[返信]

まずは、この短期間で大幅な改訂を行った方々に敬意を表したいと思います。内容的には、不足していた部分が補われ、上に列記した問題点もほぼ改善されたので、賛成票に切り替え…と言いたいところなのですが、再び「条件付き賛成」とします。内容的な問題は大きく解決されましたが、「文章として」練られていない、あるいは意味の取れない部分が散見されるからです(学術論文を投稿するプロセスで言うと「本文は書き上げたけど、英文校正に出してない」ような状態、と喩えれば、判る人には判ってもらえるかなぁ、と)。一例を挙げれば、「名称」のセクションの第二パラグラフの「その一方〜」「ただし」というような接続詞の使い方、あるいは、全体を通してロジックが通るような文章構成になっているか、と言うと、問題が残っていると言わざるを得ません。その「名称」のセクション全体を見ても、関連のある一文一文がつぎはぎになっており、文章の並びを変更すれば、よりすっきりとした説明が可能になると思われます。記事の大部分に同様の問題が残っており、「内容」はいいのだけども、そもそもの日本語の文章としての質に問題があると考え、再び「条件付き賛成」とします。今回は、より具体的に (A)全体を通して、一通りの校閲・校正を行った、(B) あるいはその目処が付きそうだ、ということが示された時点で私の票は賛成にカウントしていただいて構わない、という文字通りの「条件付き」賛成として扱っていただければ幸いです(選考期間の残りが少ないですし、その期間中に私が再度コメントできない可能性があるので、お手数をおかけしますがよろしくお願いします)--Y tambe 2008年8月4日 (月) 10:11 (UTC)[返信]

(保留)

  • 医学的観点からいって、なお、完成度が十分でないと思われます。DNAの分析により、自然界にらい菌がおり、それが感染源になるという考えも有力ですし、傷ついた皮膚からの感染も否定されたわけではありません。こういう重要なことは、専門家の意見を尋ねたいと思います。婉曲な表現もいいかと思いますが、教科書としては、いけないのでしょうか。社会医学的にも、新しい事実がわかりつつあり、また、リベルさんは、ライ病の言葉の変遷を検討中で、その結果が欲しいところです。トピック的な記述は、意外な歴史という一面もあり、含めていいと思います。しかし、全体を通じて、統一が取れていない印象もあり、なお、取捨選択を含めて、改善を続ける必要があります。上に記された意見は貴重ですので、また、読みたいと思います。最近日本でも遺跡かららい患者の骨がみつかったそうです。

--Ichiro Kikuchi 2008年5月20日 (火)〜

(反対)私もIchiro Kikuchiさんの言われる通り、全体として統一がとれているとは言いがたい状態であることは否めません。また、Y tambeさんが挙げられている項目についての改善はもちろんのこと、ハンセン病問題基本法や今後のあり方についての記述も必要ですし、まだまだ調整段階の記事だと思います。現時点で秀逸の記事にするのは、少し問題があるのではないか、と思います。--蜂谷 2008年5月20日 (火) 10:52 (UTC)(名前・日時を入れ忘れました。すみません。)[返信]

*(追加意見)意見の内容が端的であったため追加意見をします。

    • 日本のハンセン病問題の記述の厚さ
      • 確かに日本のハンセン病問題の記述はよく書かれており、閲覧しても勉強になる内容にはなっていますが、その内容の厚さゆえに、世界的な問題やWHOの取り組み、国際ハンセン病学会の取り組みなどの、重要な記述が必要なのに書かれることを困難にしている状態です。すなわち、これが原因でハンセン病の一般記述の中立性が保たれていないのです。よって、「日本のハンセン病問題」の記述を別の記事に分割して、世界的な現状の記述がもっとなされる必要があると思います。なお、日本のハンセン病問題を1つの記事にするという発想は、似通った問題の記事である薬害肝炎を参考にしました(これもC型肝炎と別記事です。)。
    • らい菌の記述
      • Y tambeさんも書かれていましたが、細菌の内容は医学的というより生物学的記述をメインとしたらい菌に記事を移すべきと考えます。
    • 療養所の記述
      • この記述も、せっかくハンセン病療養所の記事もあるので、できるだけ該当記事に移した方が良いかと思います。

以上です。この点が改善してくれば、保留または賛成へと転じる可能性もあります。選考期間は長いので、徐々に取り組んでいく予定です。--蜂谷 2008年5月29日 (木) 11:16 (UTC)[返信]

(条件付き賛成)大分、以上のことが改善されてきたこともあり、条件付き賛成に転じます。まだ必要な改善点しては、

  • 専門家のチェック→記事の正確性がどこまであるか、ということ。

*「治療」にWHOの基準を載せること。 *歴史の部分を年表にして出来るだけわかりやすくすること。 *「ハンセン病に関わった人々」「トピックス」をもう少しうまくまとめ直すこと。 が必要と思います。(上記反対部分をdel対応にしました。)--蜂谷 2008年6月28日 (土) 12:59 (UTC)[返信]

改善した点は線引きしました。歴史年表の件はできれば秀逸のために必要と思いましたが十分条件ではないので除去します。

  • 後は言い回しが変なところが多いので修正が必要
  • 症状の部分 もう少し一般にも分かるような平易な記述に修正する
  • 日本のハンセン病問題に転記した部分で欠けている内容をできるだけ補う。

この点を改善して秀逸に賛成したいです。この点を早急に取り組む予定です。--蜂谷 2008年8月5日 (火) 14:52 (UTC )。

(賛成)変更します。中立性・内容充実性・参考文献・出典の精度も申し分ないと思います。あえていえば、「読者にも分かるような記述」「Wikipedeiaのお手本となる記事」という観点ではいまだ不十分な点もあります。しかし修正の見通しは大部ついてきましたので、賛成票を投じておきたいと思います。自画自賛ではないですが、ここまで内容が充実した医学記事はないと思います。--蜂谷 2008年8月7日 (木) 02:51 (UTC)[返信]

(保留)非常に難しいテーマをよくぞここまでまとめ上げたと思います。その点については執筆に関わった皆様の努力に敬意を表したいと思います。しかしながら、現状の記事では賛成票を投じるわけにはいきません。理由はいくつかありますが、最も大きいのは中立性が確保されているとは言えないという点です。もう少し具体的にいうなら、執筆以前の問題、すなわち資料収集の段階ですでに偏りがあるのではないかと思われるのです。それを象徴するのが「近代の歴史」節にある以下の一文です。

1951年(昭和26年)に山梨県において癩家族一家九人心中事件が起こった。それ以外にも1950年(昭和25年)には熊本、1983年(昭和58年)には香川の各県で一家心中(含む未遂)事件など、多数の悲劇的な事件を生んだ。無癩県運動の終焉(または一段落)は、収容人数が最高に達した1958年(昭和33年)と考えられる。それは前年の光田健輔の退官と同年の宮崎松記の定年前辞職と関係あるかもしれない。

「前年の光田健輔の退官と同年の宮崎松記の定年前辞職と関係あるかもしれない。」との記述がありますけれども、これは憶測に過ぎないでしょう。こういう曖昧なあるいは恣意的な記述を紛れ込ましているという点で、現状の記事の中立性に疑念を持たざるを得ないのです。さらに言えば、「1951年(昭和26年)に山梨県において癩家族一家九人心中事件が起こった。」というのは事実の記述なのでしょう。しかし「無癩県運動の終焉(または一段落)は、収容人数が最高に達した1958年(昭和33年)と考えられる。」というのは事実の記述でなくて執筆者の主張が書き込まれているように見えます。執筆者の見解であるとするならば独自研究ですし、誰かの見解を記したのなら著作権侵害の虞ありとしなくてはなりません。いずれにしても問題を抱えているように思います。そして前述の文に繋がっているのですが、このような記述がなされるのは、執筆姿勢に問題があるのか、依拠した資料に問題があるかのいずれかです。今、一部を例示しましたがこのような問題をこの記事は全般的に抱えているように思います。▼もうひとつ私の気になったのは医療面での記述です。リストのような記述がされている点がとても気になりました。何がどうしてどうなったのかをきちんと文章で綴らねば、専門知識を持たない読者には何の事だかわからない記事になってしまいます。医療面での正確な知識がなければ後段の社会問題を理解するにも支障が出ると思います。そのためにも、事実の羅列に終わることなく、この病気を解説したものとしていただきたいのです。▼構成の面で言うと、「日本におけるハンセン病と社会」の前に「世界におけるハンセン病の歴史」が来た方が良いと思います。全体から部分へ、概略から詳細へと進めた方が読み手に理解されやすいからです。そして「世界におけるハンセン病の歴史」がもっと加筆されないと日本のことに偏した記事となってしまうでしょう。▼以上、現状のこの記事を秀逸とするに賛成できない理由を申し述べました。大変だとは思いますが、最低限この程度のことは満たしていただけますようお願いいたします。-- 赤い飛行船 2008年5月22日 (木) 09:40 (UTC)[返信]

赤い飛行船氏が指摘された内容は現在の版からは除去されているので改善されたと考えて良いかをご質問いたします。尚、は2008年5月27日より執筆を停止されており、ウィキブレイクの可能性があります。また、Wikipedia:秀逸な記事の選考#投票が無効となる場合と選考期間の延長の規程により、2週間以内に返答がないとき赤い飛行船氏の投票は合議により無効とすることが可能になりますし、それまでは選考期間の延長されます。--あら金 2008年8月8日 (金) 15:37 (UTC)[返信]
蜂谷です。当時の版とは大きく異なるため改善されたと考えてもよいと思います。具体的に検討しました。
  • 「近代の歴史」特に「山梨県において癩家族一家九人心中事件」を例にあげていますが、日本のハンセン病問題に移動しており、現在のハンセン病の記事から除去されています。
  • 「前年の光田健輔の退官と同年の宮崎松記の定年前辞職と関係あるかもしれない。」についても指摘していますが、これも現在の記事では除去されています。
  • 「「無癩県運動の終焉(または一段落)は、収容人数が最高に達した1958年(昭和33年)と考えられる。」の記述も同様です。
  • 赤い飛行船さんは医療面の記述について指摘しています。「リストのような記述がされている点がとても気になりました。何がどうしてどうなったのかをきちんと文章で綴らねば、専門知識を持たない読者には何の事だかわからない記事になってしまいます。医療面での正確な知識がなければ後段の社会問題を理解するにも支障が出ると思います。そのためにも、事実の羅列に終わることなく、この病気を解説したものとしていただきたいのです。」(引用)。これについては「事実の羅列」は他のユーザーの方からも指摘され、幾たびの編集によって改善したと私は思います。
  • 赤い飛行船さんは構成の面で指摘しています。「構成の面で言うと、「日本におけるハンセン病と社会」の前に「世界におけるハンセン病の歴史」が来た方が良いと思います。全体から部分へ、概略から詳細へと進めた方が読み手に理解されやすいからです。そして「世界におけるハンセン病の歴史」がもっと加筆されないと日本のことに偏した記事となってしまうでしょう。」(引用)。これについては「日本におけるハンセン病と社会」の大部分は日本のハンセン病問題に移動し、現在の版では「世界の歴史」をメインに書かれた記事になっており、当時の版とは異なると思います。--蜂谷 2008年8月9日 (土) 00:20 (UTC)[返信]
二週間ご回答を待ちました。また投票無効化に異論の提示もなかったので規程に従い投票を無効にいたしました。--あら金 2008年8月22日 (金) 15:43 (UTC)[返信]

前にも書いたIchiro Kikuchiです。より客観的に記述しなおしましたので再び意見を賜りたく存じます。幸いハンセン病学会があり、専門家に意見を聞く機会がありました。松岡・和泉の考えは国際ハンセン病学会では、広く認められてはいないのですが、日本においては、賛同者も多い様に私は感じます。来年のハンセン病学会では、松岡・和泉先生の考えの検討が一つの柱になります。検証会議の結果を利用しようと思ったのですが、やはり、ここでは、医学を中心において、論じるべきかと思います。。-- 利用者:Ichiro Kikuchi 2008年5月27日 (火)

(賛成)場所を間違えて投稿したIchiro Kikuchiです。以前の意見は保留でしたが、賛成に変更します。理由は、病因、症状、診断、治療といった項目が網羅されており、その歴史的な背景、社会との関わりまで記載されており、公正さに問題はないと考えます。医学に関する秀逸な記事がみつからなかったのですが、「アトピー性皮膚炎」「糖尿病」と比較しても、十分な記述がされていると思います。(--Ichiro Kikuchi 2008年8月4日 (月) 03:38 (UTC)[返信]

  • (コメント)このような項目がどのような内容を持っているべきか存じませんので、コメントにとどめようと思うのですが、いくらか気になったことがあったので、抜きだしてコメントしてみます。素人のかんぐりをご寛恕ください。
    • 「らい菌発見以前はHansen's diseaseという概念は存在しなかった。」(名称について→世界の歴史)
    癩病を医学的に明確に定義したのがハンセン以下の業績であり、それに先行してそのような概念があることはなく、ハンセン病・癩病にまったく関係がない記述となってしまっているようです。また、「名称に関する問題点」節にも記述があることですが、それ以前に、「癩菌によって発症したものが癩病だった」わけでもないのです。そのため、癩病が過去どのような病気と考えられていたのか(現在原因とされるものを歴史的な視点の中心に据えるのはかならずしも適切ではありませんが、癩病ではその問題はないのでしょうか)、それがどう変っていったのか(これが差別問題とも関わりましょう)という記述がなければ、歴史的な側面から不十分のように思われます。
    • 原因→その他の見当例節において、「新しく患者が発生する時代、……」以下のパラグラフで出典が激減
    • ときおり論文ということばが見られますが、全体的な参照のスタイルと合わないのではないでしょうか。文献参照のしかたが一定しないように思われますので、文体的な面の再編集がまだ必要なのではないかなとも思います。
    • 上記の件に関して、瑣末ですが、<ref>が。のまえにあったりうしろにあったりしています。
      「最近のHaanpaaの論文を示す。[15]」(症状→二次症状)
      なんの目的から参照されているのかあきらかではありません。これは、出典なのか、一例なのか。一例であるのだとすれば、そのパラグラフの記述に対する出典などが不備ですし、また、その一例について、その論文でなにが論じられているのかもわかりません。
      症状→ハンセン病と精神病
      素人考えでは、ハンセン病と精神病の関係だけなのか、ハンセン病療養所入所と精神病の関係はないのかと思われるのですが、ハンセン病と精神病の関係をわかりやすく示した例として妥当なのか疑問もあります。
    • ®は用いるべきではありません。
      「古くは大風子油の注射薬が用いられた。」(治療→治療法の歴史)
      いつ、どこで、だれが用いていたのでしょうか。癩菌発見後以降の治療ならば、発見者などが書かれてしかるべきようにも思います。
    • 予防の節が1パラグラフしかありません。節のレベルとしていまのものは高すぎるのでしょうか?
    • ハンセン病と社会の節以下は、失礼ながら、たいへん未整理に思えます。これは人類と癩病の関わりに主眼があるわけではなく、ハンセン病のがわから癩病の歴史に言及しているためなのかなあとも思いました。すくなくとも、著名な団体・人物を列挙するのは構成として妥当だとは思えませんし、個別項目を設けて本文の叙述からリンクするのに留めてよいと思います。
  • 以上とりとめもなく述べましたが、よろしくご検討ください。 Kzhr 2008年8月16日 (土) 04:58 (UTC)[返信]


先程投稿しましたが、適当でない表現もあり、削除しました。Jenyさんには、お手数をお掛けしてしまいました。お詫び申し上げます。--Libell 2008年8月17日 (日) 22:03 (UTC)[返信]

  • (コメント)あと数時間で当初の銓衡終了時間となりますが、まだ、通過条件を満たしていません。条件付参加1については、y tambeさんが、
    • (A)全体を通して、一通りの校閲・校正を行った、(B) あるいはその目処が付きそうだ
  • ということをお挙げになっていますが、こちらはどうでしょうか。保留1については、赤い飛行船さんの提起が解決されたとの判断に異議がないようですので、保留として数えないと看做してよいように思います。
  • よって、y tambeさんの提起が達成されているか合意を得られれば、銓衡はIchiro Kikuchiさんが賛成を表明して1週間で終了しているということになるかと思います。議論をお願いいたします。 Kzhr 2008年8月18日 (月) 05:41 (UTC)[返信]
「投票が無効となる場合と選考期間の延長のルール」からは質問から二週間は回答待ち期間になります。したがって、2008年8月22日 (金) 15:37 (UTC)まで待たないと、(ルール上は)投票を無効にして良いということにできません。そして「2.選考終了までの2週間以内に、上記のような質問(やそれに対する回答が)あった場合は、選考期間は発言時点から2週間の延長となります。 」とありのルールの「上記のような質問の発言時点」とは私の2008年8月8日 (金) 15:37 (UTC)ですから2008年8月22日 (金) 15:37 (UTC)までは期間延長になります。赤い飛行船氏から返答があった場合は返答から二週間の延長が加算されると解釈されます。(Y tambe氏にもその後の編集の評価について同様に質問する予定です。)--あら金 2008年8月18日 (月) 06:17 (UTC)[返信]

Ichiro Kikuchiです。kzhrさんの指摘された点はほとんど蜂谷さんたちでクリアされていると考えます。ご検討ください。人や機関に関しては別にWikipediaを作るのも選択肢とは思いますが、ハンセン病に関して百科事典的重要事項と考えれば、書かれてもいいと思います。また個々で発言されている方の賛成か反対かはっきりしないのもあります。ルールはよく知りませんが、4-1-0-0でも良かった場合もあります。(--Ichiro Kikuchi 2008年8月18日 (月) 07:09 (UTC)[返信]

kzhrさん、はじめまして。蜂谷です。この度は査読の方、ありがとうございました。本当は査読依頼にでも出して修正が必要な箇所をチェックしてもらうのが筋でしたが時間もなくて。。kzhrさんにはとても感謝しております。Kzhrさんも一通りチェックして頂き、あら金さんの協力もありできる限り修正させていただきました。まだすべて対応したわけではありませんが。y tambeさんの要求はもっと高いレベルなのかなって思いつつも「(B) あるいはその目処が付きそうだ」なら賛成でも構わないとしていますので、多分、満たしていると考えても私は良いと思います。また編集の修正に尽力していただいたあら金様、Ichiro Kikuchi様にも御礼を申し上げなければなりません。ありがとうございました。規定上、最短でも2008年8月22日 (金) 15:37 (UTC)までは期間延長の選考となる模様ですので、私が編集したところで「変なところ」があると思えば、どんどん修正して頂いてさらに良い記事になるよう、ご協力して頂けると助かります。選考の結果は分かりませんが、期待はしています。今後ともよろしくお願いします。--蜂谷 2008年8月18日 (月) 09:36 (UTC)[返信]

反応が遅れましてすみません。とりいそぎ二回目のコメントで指摘した、文章の問題についてチェックしました。前回拝読した版と比べて、構成や言い回し等が大きく改善されていると思います。(長い記事であるため)もちろん、細部について逐一確認できたわけではありませんが、秀逸な記事に推すに相応しい記事になったと考え、条件付き賛成から賛成に票を移します。校閲、校正に尽力された執筆者の皆様には敬意を表しますとともに、票の扱いについて配慮いただきました、あら金さん、蜂谷さんに御礼申し上げます。--Y tambe 2008年8月18日 (月) 10:44 (UTC)[返信]

さて、利用者:赤い飛行船氏を待たずに不躾ですが、2008年8月22日 (金) 15:37 (UTC)までに同氏以外の方から賛成票以外の投票がなければ実質的に選考基準を満たします。順を追うと。2008年8月22日 (金) 15:38 (UTC)に賛成票が4票のみにななってから一週間待たないといけないルールのようにも読めますが、皆さんはどうでしょうか? 私は2008年8月22日 (金) 15:38 (UTC)の時点で(追加のクレームがあっても、解決できれば)選考通過で良いように考えます。ルールに明言されていないので、皆さんにお聞きします。--あら金 2008年8月19日 (火) 12:53 (UTC) もう一つの考え方としては、2008年8月22日 (金) 15:38 (UTC)の時点で賛成票3以上になって一週間公示するひつようがでるので一週間間は追加で暗黙の自動期間延長されるという考え方です。--あら金 2008年8月19日 (火) 13:14 (UTC)[返信]

蜂谷です。こういう議論に関してはあまり経験がないので、変に思われたら流していただいて結構です。
  • Wikipedia:秀逸な記事の選考#選考の是非の項目に「条件付き賛成や保留、反対で挙げられた場合でも、その条件が満たされた、またはその指摘による改変は必要ではないという合意がなされ、賛成のみ3票以上集まったならば通過します。この場合も移動までに一週間の猶予期間を設けます。」「条件を提示した人が議論に参加しない場合は、他の参加者による合意形成が行われれば可とします。ただし十分に客観的な意見を述べるようにしてください。」とありますので、赤い飛行船さんの条件が満たされたか、を投票するなりしてまず合意を得る。合意が得られたら1週間公示をする。
  • 2008年8月22日 (金) 15:38 (UTC)の時点で合意を得なくても、赤い飛行船さんからの返答がなかった場合には投票が自動的に無効になりますから、無効になった時点から1週間公示する。

ということで、2008年8月22日 (金) 15:38 (UTC)までに最初に書いた合意形成が得られれば、それから1週間公示して何も新たに保留などの申し出がなければ、通過。合意ができなければ、8月22日 (金) 15:38 (UTC)から1週間公示して何も新たに保留などの申し出がなければ、通過。いかかですか?--蜂谷 2008年8月19日 (火) 14:08 (UTC)[返信]

  • まあ、投票者の権利と意思をどこまで尊重するかということなので…。数日なので合意形成でも回答期限を待つでもさほど違いはないと私は考えています。--あら金 2008年8月19日 (火) 15:47 (UTC)[返信]

Ichiro Kikuchiです。ルールをよく存じませんが、一般的に言って、今週の月曜日まで、なにも意志表示をされない、赤い風船氏はクレームをつける権利はないと考えます。あら金氏のご意見に賛成します。(--Ichiro Kikuchi 2008年8月20日 (水) 00:12 (UTC)[返信]

早くしたいというかたはすぐ合意形成とお申し出ください。時間がたつと同じ事で8月22日 (金) 15:38 (UTC)に選考通過の公示して一週間後に正式化されます。すぐ合意形成の申し出があり、しばらく異論がなければその時点で選考通過の公示して一週間後に正式化されます。合意形成の賛同がすぐ集まるかどうかの違いなので、どちらでもさほど違いはないと私は考えています。--あら金 2008年8月20日 (水) 00:27 (UTC)[返信]

蜂谷です。あら金様のご判断にお任せします。昨日はあのように書きましたが、今から合意形成といっても日程的にあまり変わらないので、あら金様の投票者の権利の尊重の遵守で私は良いと思います。--蜂谷 2008年8月20日 (水) 01:28 (UTC)[返信]

異論がありませんでしたので、規程により選考通過となりました。--あら金 2008年8月29日 (金) 15:44 (UTC)[返信]