Wikipedia:井戸端/subj/排除されるべき宣伝的要素

排除されるべき宣伝的要素[編集]

Wikipediaは広告活動の場ではない、という前提から発売前の商品(例えば数か月先にリリースされる音源、公開が予定されている映画)は記載すべきではないと当方は考えています。 宣伝目的でないなら、商品情報の記載を急ぐ理由はないはずです。

しかし、稀に「ルールにそのような明記はない」として記載を急ぐ人もいます。そこで、どの程度の「宣伝的要素」は排除されるべきなのか、ご意見いただきたくお願いします。--Wikied 2012年1月18日 (水) 11:26 (UTC)[返信]

まあ各所でなされている特筆性関連の話題と同じですが、発売前というだけで、判断するのではなく、その商品なり出来事なりについての二次情報が得られているかどうかで判断するのがよいと思います。
プレスリリースや公式サイトの記述のみで記事を作成することはしない。既に存在している記事中で、適切な情報源と更新がなくとも古くならないような適切な表現で簡潔に加筆するなら、プレスリリースの類が情報源でもいいんじゃないでしょうか。
でも、んー、たとえば、これまで存在が知られていなかったビートルズの未発表アルバムが発掘されて半年後に出るとか、トヨタが2000GTを現代の技術でもう一度作り直すと宣言したとか、そういうような場合だと、発売前の騒動とか(それなりに合理的な)予想とかというのは、百科事典の記述に含まれるようなことだと思うし、結果として発売されなくとも、記事として存在しててもいいと思うんですね。そして、そういう場合なら、第三者的に、プレスリリース以上のことが新聞や雑誌で扱われているだろう、と。それは「発売前の商品情報の記載」というだけのものではなくなっている。もちろん、これは重大なことなのだから記事を作るべきと、ウィキペディアの編集者が主張するだけではだめ。--Ks aka 98 2012年1月18日 (水) 11:56 (UTC)[返信]


Wikied氏のこの提案は、ノート:鬼束ちひろ#Wikied氏の編集について を背景にしていると思われます。そこでPooh456が発言した内容と重なりますが、
  1. Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか#ウィキペディアは演説台ではありません に「5.広告活動 企業や製品に関する記事は客観的かつ偏見なく書かれています。記事の内容は第三者により検証可能でなければならないので、ごく小規模な個人商店や地元企業の記事は通常受け入れられないでしょう。」と示されております。
  2. そもそも、ガイドラインWikipedia:特筆性により、Wikipediaからは、「ごく小規模な個人商店や地元企業」、あるいは「自称タレント」などについての記事は、Wikipedia:削除の方針#ケース E: 百科事典的でない記事 で「百科事典に記載するほどの著名性・特筆性がない記事」として Wikipedia:削除依頼 を出され、削除されるのが通常です。
  3. よって、Wikipediaでガイドライン 特筆性 を満たすとされ削除依頼が出されない記事、例えば記事 鬼束ちひろ が、「5.広告活動 企業や製品に関する記事は客観的かつ偏見なく書かれています。記事の内容は第三者により検証可能でなければならないので、ごく小規模な個人商店や地元企業の記事は通常受け入れられないでしょう。」の対象でないのは自明です。
  4. 仮に、Wikipediaが「商業的な要素は全て排する」という方針を有しており、例えば、「記事 鬼束ちひろ で許容されるのは、経歴や公式サイトへのリンクなどのみ。鬼束ちひろに係る商品についての記述は、宣伝であるので全て排する」となっているのなら、発売前・発売済に係わらず「商品についての記述」は全て排除されるべきです。発売前の商品についての記述は宣伝であり、発売後の商品(発売中の商品)についての記述は宣伝でない、などという考え方はおかしいと考えます。実際は、Wikipediaは「商業的な要素は全て排する」とはなっていず、商品についての記述が許容されております。
  5. そもそも、Wikipedia:特筆性 を満たし、Wikipediaに立項される主体にとって、「記事の中で(発売前の)商品について言及すること」の(発売前の)宣伝効果がどれほど重要でしょうか?限りなくゼロに近いと思われます。「ごく小規模な個人商店や地元企業」や「自称タレント」であれば、Wikipediaに(発売前の)商品について記述することの宣伝効果は有意に存在するでしょうが、前述のように、「ごく小規模な個人商店や地元企業」や「自称タレント」の記事はWikipediaから排除されますので、そのような検討は不要です。
  6. 以上のことから、Wikipedia:特筆性 を満たす記事において、「発売後(発売中)の商品」について言及することが問題ないのなら、同様に、「発売前の商品」について記述することも問題とするに足りないと考えます。
  7. 表現を変えますと、Wikipedia:特筆性 を満たす記事において、「発売後(発売中)の商品」と「発売前の商品」を分けて考える理由はないと考えます。--Pooh456 2012年1月18日 (水) 12:01 (UTC)[返信]
Ks aka 98氏の考え方ですと、「発売後(発売中)の商品」についても、二次情報がない限り、Wikipediaに「記載」できない、となりませんか?そうでないとすれば、「発売前の商品」と「発売後(発売中)の商品」は何が違うのですか?
なお、この井戸端の話題を立ち上げたWikied氏は「記載」と書いており、実際、この井戸端の話題の元になったと思われる ノート:鬼束ちひろ#Wikied氏の編集について は、「記事 鬼束ちひろ に、発売前の商品の『記載』をすること」を巡るものです。
Ks aka 98氏は、Wikipedia:特筆性 によって判断される「記事の作成/存続の是非」を論じておられるように見えますが?なお、「NHKの大河ドラマについては、製作発表の段階で広く新聞等で報道され、二次情報が存在するので、2013年放映予定の 八重の桜 は、製作発表がなされた2011年6月の段階で Wikipedia:特筆性 を満たし、立項可能である(現に立項されている)]といった判断は問題ないと考えます。--Pooh456 2012年1月18日 (水) 12:36 (UTC) / 修正 --Pooh456 2012年1月18日 (水) 13:07 (UTC)[返信]
まず、つい先日、Wikipedia:井戸端/subj/特筆性を理由とした記載拒否についてでもありましたが、Wikipedia:特筆性は記事自体の特筆性を言っているのであって内容についてではありません。もし、記事を新規に作るという話であれば関係しますが、今回(鬼束ちひろ)はそうではなさそうなので持ち出すべきでは無いでしょう。
それで、すでに主題が特筆性を持っている上で、既に記述されている情報(データ)と同じ趣旨の確実性の高い予定を書くのは別に宣伝行為にあたりませんし、ウィキペディア上でも概ね許容されている範囲にあると思います。もし、これが煽り文句のあるものだったりすれば宣伝的に該当すると思いますが、それを説明する上で最小限の内容であるなら問題ないと思います。
ただ、もし独立記事として新規に作成する場合であれば、たとえそれが特筆性のある主題から生じたものであっても、Wikipedia:特筆性が指摘するように二次資料の裏づけが必要です。--EULE 2012年1月18日 (水) 12:41 (UTC)[返信]
Wikiedさんの最初の書き込みでは、井戸端で問いかける元となった記事は案内されていませんし、それについての意見を求めているのでもないですから、ぼくは一般論として述べています。新しく記事を作るのは、「記事への記載」ではないですが、「ウィキペディアへの記載」ではあると思いますけれども。そして後者ではなく前者でしかないというふうには、ぼくには読み取れませんでした。「Wikipedia:特筆性」に従うという前提なら、単独記事にはできないけど、記事内で触れることはできます。2段落目では、「既に存在している記事中で、適切な情報源と更新がなくとも古くならないような適切な表現で簡潔に加筆するなら、プレスリリースの類が情報源でもいいんじゃないでしょうか。」と書いています。また、発売情報だけではなく、それが話題になっているとか、こういうことが期待されているということが書かれることもあるでしょうから、そういう場合には、第三者的な情報源が必要になってくるでしょう。独立記事だけではなく、これは三大方針が求めているものだと思いますけれども。
鬼束ちひろの記事で論点となっている編集について、「Wikipedia:特筆性」から削除する必要は無い。僕の考えは、まあ書くかどうかはどっちでもいいです。書いたところで除去しなければならないとも思わないし、発売前の商品の情報が百科事典として重要だとは思いませんから、書かなくてもいいです。編集者の間で、あるいはプロジェクトなどで決めればいい。鬼束ちひろでの問題に限定するなら、ノートで話し合えばよいと思います。
ただ、宣伝的要素の排除のためという理由でのコメントアウトは好ましくない、とは思います。大言壮語の類であれば、コメントアウトや除去するのがよいと思います。アフィリエイトサイトへの誘導とか、そういうのが「宣伝的要素」だと思うんですね。取るに足らない情報を書き込むというのも、ある種の「宣伝的要素」ではあるけれど、発売前の作品については、取るに足らないかどうかの評価をした上で、判断しないといけないので、「要素」を判断の根拠とするべきではない。「どの程度の「宣伝的要素」は排除されるべきなのか」という問いかけに対して、「要素」で判断しない、と、こたえました。
この種の議論でいつも思うのですけれど、[1]を見ると、「予定」としてリストアップしているだけで、これはすぐに古くなる表現なので、改めたほうがよいのではないか、ということです。たとえば、「12月25日にFLMEのHPで2月15日にDVDを発売することを明らかにした。」ならば、情報としては古くなるかもしれないけれど、表現は古くなりません。そういう表現として記事中に書かれているなら、それでいいのではないでしょうか。そういう表現ができないのなら、無理に書くこともないと思います。--Ks aka 98 2012年1月18日 (水) 14:07 (UTC)[返信]
Ks aka 98さん、詳しいご説明を有難うございました。--Pooh456 2012年1月18日 (水) 14:43 (UTC)[返信]
(編集競合したのですがそのまま)ご意見いただきありがとうございました。参考になりました。--Wikied 2012年1月20日 (金) 15:53 (UTC)[返信]

もしWikid氏の主張(発売前の商品は記載すべきではない)が今後の編集上のルールになるようであれば、Pooh456氏が例を挙げている2013年の大河ドラマ「八重の桜」にしてもページごと削除してくてはならない理屈になりますね。NHKは国営放送と言ってもより多くの視聴世帯から課金する事で成り立っている団体なわけですから、放送前の情報をwikipediaに掲載し世間に告知すること=Wikid氏の主張する「宣伝的要素」と同義になるでしょう。

それとWikied氏は議題を提起する際に『稀に「ルールにそのような明記はない」として記載を急ぐ人もいます。』とおっしゃっていますが、わざわざ「稀」などと言う言葉を付けて持論を強調するのは控えて頂きたい。仮に事実であったとしても、傍から見ると自身の対立意見が少数派(マイノリティ)であるような印象操作を行っているように見えます。--Saishusengen 2012年1月20日 (金) 15:50 (UTC)[返信]

少し流れと違う事ですけど宣伝的要素で気になったので。ゲーム雑誌、代表例ではファミ通ですが付き合いのある企業やスポンサーの影響を強く受ける商業雑誌です。当然、ゲームレビューで付く殿堂入りや点数などと言った物であっても中立性が疑わしくゲームタイトルの項目で「ファミ通で殿堂入りをした」「○○点」「プラチナをもらった」などを記載するのは中立性に欠ける上にファミ通の宣伝にも繋がっていると思います。特定雑誌をウィキが後押し宣伝しているとも取られ一商業誌のレビューが基準にされる状態は好ましくないかと

それは中立性に良く見られる誤謬です(FAQ 「偏った意見を削除して良いか」参照)。ウィキペディアの中立性とは、情報源に中立性を求めるものではありません。少なくとも単に事実としてある観点を紹介することは中立性には反しません。ましてファミ通は、批判はあれど有力な媒体であって、それを載せることは特筆性とも合致します。というか、ファミ通への批判はファミ通の記事にも書かれている割と有名な話であって、だからこそ「ファミ通で殿堂入りをした」という記述でも、わかってる人はその辺りの事情を割りさいて読んでるわけです。じゃあ、わからない人もいる、って話になるんですが、それは読む側のメディアリテラシーの範疇であって、「ウィキペディアの内容を丸々信じんなよ」と同等の話です。
いくつかのゲーム雑誌の評価をあえて無視して(あるいは目立たせずに)ファミ通のレビューのみを大きく取り上げるとか、あるいは、「本作は高い評価を受けた<ref>ファミ通○○号<ref>」という形なら中立性に問題があると思います。そして、出来る限り、ファミ通以外のゲーム雑誌のレビューも平行に載せるのが望ましいのは言うまでもありません。--EULE 2012年1月29日 (日) 17:10 (UTC)[返信]