STORY inc.
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
 日本〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 新有楽町ビル11F[1] |
| 設立 | 2017年9月29日[1] |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 9010001186639 |
| 事業内容 | 映像作品の企画・製作 |
| 代表者 |
代表取締役社長 古澤佳寛[1] 代表取締役プロデューサー 川村元気[1] |
| 資本金 | 1000万円[1] |
| 従業員数 | 8名[2][3] |
| 主要株主 | 東宝株式会社 |
| 関係する人物 | 古澤佳寛、川村元気 |
| 外部リンク | story-inc.co.jp |
STORY株式会社（ストーリーかぶしきがいしゃ、英： STORY inc.）は、東宝の映画プロデューサー、古澤佳寛・川村元気らが2017年9月に設立した、映像作品の企画・製作を行う企業[1]。
2018年3月1日付で同社と業務提携契約を締結し[1]、一部出資を受けている[1]。
映画作品の公式ウェブサイトやエンドロールなどの名義は「STORY inc.」を使用している。
概要
日本のアニメーション作品のプロデュースのほか、他国との合作企画ではアニメ・実写とも手がける方針で[3]、2019年には中国に子会社のSTORY CHINAを設立し中国製作の実写映画『唐人街探偵 東京MISSION』の制作にも参加している[3][4]。
古澤・川村の2名は、東宝株式会社映画企画部に副所属のまま、STORY株式会社 (STORY inc.) へ出向する形をとる[1]。古澤曰く「外に半分出て好き勝手言っている人」という立場をとる[2]ことで、従来の東宝社内のロジックに捕らわれない、『天気の子』での試写会なし・前売券なし・日本全国同時刻公開や、『君の名は。』地上波放映の際にスポンサーのロゴが入れ替わる、といった柔軟な企画を行えるようになったという[2]（なお、ロゴの入れ替わりは電通からの提案[2]）。
作品
- 『天気の子』
- 新海誠監督、コミックス・ウェーブ・フィルム制作、東宝配給、2019年7月19日公開。
- 『空の青さを知る人よ』
- 長井龍雪監督、CloverWorks制作、東宝配給、2019年10月11日公開。
- 『唐人街探偵 東京MISSION』
- 中国映画。陳思誠（チェン・スーチェン）監督、北京壹同傳奇影視文化有限公司 / アスミック・エース配給、2021年2月12日中国公開、2021年7月9日日本公開。
- 『Adam by Eve : A Live in Animation』
- Eveのライブとアニメーションと実写映像からなる映画。2022年3月15日NetflixおよびTOHOシネマズ5館で公開。
- 『バブル』
- 荒木哲郎監督、WIT STUDIO制作、ワーナー・ブラザース映画配給、2022年5月13日公開。2022年4月28日からNetflixにて先行配信。
- 『すずめの戸締まり』
- 新海誠監督、コミックス・ウェーブ・フィルム制作、東宝配給、2022年11月11日公開予定。
脚注
- ^ a b c d e f g h i "STORY株式会社との業務提携契約締結のお知らせ" (PDF) (Press release). 東宝株式会社. 1 March 2018. 2022年2月27日閲覧。
- ^ a b c d 島津翔、古澤佳寛 (2019年8月1日). “新海誠監督「天気の子」、新会社だからできた挑戦”. 日経ビジネス. 2022年2月27日閲覧。
- ^ a b c 磯部正和、古澤佳寛 (2019年10月4日). “新会社第1弾『天気の子』で大成功を収めたSTORY・古澤佳寛氏「日本のクリエイティブを世界へ」”. ORICON NEWS. 2022年2月27日閲覧。
- ^ 古澤佳寛 (2021年5月19日). “「唐人街探偵」プロデューサーが舞台裏語る、妻夫木聡や長澤まさみの起用経緯も”. 映画ナタリー. 2022年2月27日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト - ただし会社ロゴ画像1枚と『天気の子』バナーのみで、会社についての情報は一切ない。