QED ベイカー街の問題

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QED ベイカー街の問題
著者 高田崇史
発行日 2000年1月
発行元 講談社
ジャンル 推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 ノベルス
前作 QED 六歌仙の暗号
次作 QED 東照宮の怨
コード ISBN 4-06-182112-1
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QED ベイカー街の問題』(キューイーディー ベイカーがいのもんだい)は、高田崇史による推理小説QEDシリーズの第3作である。

出版履歴[編集]

あらすじ[編集]

平成6年1月、シャーロキアンクラブ「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」内で起こった殺人事件とシャーロック・ホームズの謎を桑原が解き明かす。

登場人物[編集]

桑原 崇(くわばら たかし)
通称、タタル。萬冶漢方(漢方薬局)勤務の薬剤師。奈々の頼みで「スモーカーズ」の3周年記念パーティーに参加する。実はかなりのシャーロキアン。
棚旗 奈々(たなはた なな)
ホワイト薬局勤務の薬剤師。偶然再会した緑川に誘われ、パーティーに参加し、事件に巻き込まれる。

ベイカー・ストリート・スモーカーズ[編集]

堀田 総次郎(ほった そうじろう)
「スモーカーズ」会長。 レストラン・パブ『ベイカー・ストリート』のオーナー。59歳。
緑川 友紀子(みどりかわ ゆきこ)
「スモーカーズ」会員。 明邦大学薬学部薬剤物理化学研究室卒業。奈々より2年先輩。外資系コンピュータ関連会社に勤務。
坂巻 晃司(さかまき こうじ)
「スモーカーズ」会員。ひょろりと背が高く、痩せており、暗い印象。
杉 泰輔(すぎ たいすけ)
「スモーカーズ」会員。小太り。10年前に妹が自殺している。
築地 夏代(つきじ なつよ)
「スモーカーズ」会員になる予定だったが、その前に自殺。ペンネームは「辻名 季津世(つじな きつよ)」 

関係者[編集]

阿光 美里(あこう みさと)
杉のかかりつけの歯科医院「柏沢歯科」の受付。築地の友人。

警察[編集]

松丸 十三(まつまる じゅうぞう)
神奈川県警警部補。神経質で胃が悪い。福島県会津若松出身なのに、あだ名が薩摩の旗印の「丸十」なのを嫌っている。
真壁(まかべ)
神奈川県警巡査長。松丸の部下。

関連項目[編集]