Mark 20 (核爆弾)

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Mark 20
タイプ 核爆弾
開発国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ空軍(計画)
開発・生産
開発期間 -1954年(開発中止)
生産数 なし
要目
核出力 不明
弾頭 原子爆弾(インプロージョン方式)
直径 60インチ
長さ 128インチ
重量 2.9t
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Mark 20アメリカ合衆国が1950年代に開発していた核爆弾核分裂兵器であり、水素爆弾の開発が進んだことによって、1954年8月に開発中止となった。

ファットマン(Mark 3)系列の核爆弾でありMark 4Mark 6Mark 13に続く改良型である。プルトニウムを用いたインプロージョン方式の核分裂兵器であり、外形はほぼMark 13と同じで直径60インチ、長さ128インチで、重量はやや軽く2.9tとなっている。核出力はMark 13よりも大出力であることを計画していた。

核分裂兵器であるMark 13の開発は1953年8月に中止されたが、改良型のMark 20の開発は継続された。それも大出力核兵器である水素爆弾のMark 14の生産開始やMark 15実用化の目処が立ったことにより、1954年8月に開発中止となった。