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KT (通信企業)

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KT
各種表記
ハングル 케이티
漢字 -
発音 ケイティ
英語 KT
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KT(ケイティー)[1]大韓民国最大の通信事業者である。

概要

本社所在地はソウル特別市南方の京畿道城南市。韓国取引所(旧韓国証券取引所、証券コード:32000)、ニューヨーク証券取引所(証券コード:KTC)に株式を上場している。

沿革

前身は国営企業の韓国通信民営化を経て、2001年に子会社の携帯電話事業者「KTフリーテル(KTF)」と「ハンソルMドットコム」の合併を機に社名を変更した。 2009年6月に子会社のKTFと経営統合し、KTとして再スタートした。

事業

韓国において、ブロードバンド事業(ブランド名「QOOK」)、携帯電話事業(子会社KTFが運営していたが、現在はKT本体による運営。ブランド名「SHOW」)、インターネットポータル事業(サイト名「Paran」)、公衆無線LAN事業(ブランド名「Nespot」)などを手がける。

2009年10月より、ブロードバンド事業の「QOOK」と携帯電話事業の「SHOW」を統合させたFMCサービス(ブランド名「QOOK&SHOW」)を開始し[2]2011年1月にはブランド名をQOOK&SHOWからollehに変更した。

固定電話事業及びインターネットサービスプロバイダ事業ではSKブロードバンド(旧ハナロ通信)やLG DACOM(旧DACOM)と、携帯電話事業ではSKテレコムLGテレコムと熾烈なシェア競争を繰り広げている。こうした競争関係は同国のIT水準を高めているといわれる。インターネットポータル事業では大きなシェアを得られていない[3]

保有する人工衛星

その他

  • 2002 FIFAワールドカップの公式スポンサーであった。また、大韓サッカー協会のスポンサーでもある。
  • 2008年に新球団を設立し、プロ野球界に参入する予定だった(親会社の経営難で解散が濃厚だった現代ユニコーンズの代替球団)。しかし、新規参入金や本拠地などをめぐる問題が解決せず、白紙撤回となった。
  • 社名に「KT」を含む韓国企業としてKT&Gがあるが、KTと直接の関係はない。

脚注

  1. ^ 対外的に旧英語社名である"Korea Telecom"の名称がもちいられることがあるが、正式名称は"KT"である。
  2. ^ ITpro:韓国で再び注目されるFMC/FMSサービス
  3. ^ http://yaroro.blogi.kr/tt/131
  4. ^ KT、通信放送衛星「オルレ1号」打ち上げ成功東亜日報

関連項目

外部リンク