EMシステムズ

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株式会社EMシステムズ
(登記上:株式会社イーエムシステムズ)
EM SYSTEMS company
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
532-0003
大阪府大阪市淀川区宮原1丁目6番1号 新大阪ブリックビル
設立 1980年
業種 情報・通信業
法人番号 8120001053779 ウィキデータを編集
事業内容 医療業務処理用コンピューターソフトウェアの開発・販売・保守
代表者 代表取締役社長 國光宏昌
資本金 23億600万円
発行済株式総数 892万7850株
売上高 単体109億5600万円
連結131億9900万円
(2016年3月現在)
経常利益 単体22億100万円
連結24億4600万円
(2016年3月現在)
純利益 単体13億1200万円
連結16億2100万円
(2016年3月現在)
純資産 単体118億7100万円
連結121億7200万円
(2016年3月現在)
総資産 単体195億6800万円
連結203億1000万円
(2016年3月現在)
従業員数 437名(平成25年6月現在)
決算期 3月末日
主要株主 ㈱コッコウ(33.28%)
㈱メディパルホールディングス(9.89%)
ゴールドマン・サックス・インターナショナル(6.13%)
主要子会社 コスモシステムズ㈱
㈱プリック薬局
関係する人物 國光浩三(創業者)
外部リンク https://emsystems.co.jp/
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EMシステムズ(イーエムシステムズ、登記上は株式会社イーエムシステムズ[1])は、調剤薬局向けシステム事業及びその関連事業を行う企業である。東京証券取引所第一部上場企業(コード4820)。

概要

自動車販売業勤務の國光浩三が創業。勤務先でコンピュータシステムを導入し飛躍的に業務改善がなされたを目の当たりにし、新規事業を模索した[2]。國光はIT化が遅れていた医薬部門に着目し、セイコーエプソンメディカル部門の関西地区の代理店(関西エプソンメディカル)としてスタートを切った[2]

1987年にセイコーエプソンが医療用パソコン事業から撤退を決めたが、國光は逆にセイコーエプソンメディカル部門のすべてを事業継承した[2]。現社名のEMは「エプソンメディカル」に由来する[2]。調剤薬局部門は全国5万店とも言われる薬局へのIT化が見込まれた部門であり、販売代理店を持たず全国規模でのリース形式による直販、メンテナンス無料といった販売・サポート形態が時代にマッチした[2]

こうして調剤薬局システム部門は軌道に乗り、日本国内シェア約3割のトップ企業となった[2]。2000年12月にナスダックJに店頭公開を果たし[3]、2003年5月に東京証券取引所市場第二部に上場[4]、更に2012年11月に市場第一部に上場した[5]

医科システムとして、2009年7月に診療所向け医事会計システム「Medical Recepty NEXT TYPE 1」(「Medical Recepty NEXT(MRN)クラークスタイル」に名称変更)の販売を開始した。2010年2月には株式会社ビー・エム・エルと共同で株式会社メデファクトを設立し、2011年4月1日よりメデファクトの開発したレセプトコンピュータ一体型の無床診療所向け電子カルテを「Medical Recepty NEXT(MRN)カルテスタイル」のブランド名で販売している。

事業内容

  • 調剤薬局事務処理コンピュータ開発・販売・保守
  • 医療事務処理コンピュータ開発・販売・保守
  • ASPを活用したネットワークシステム事業
  • パーソナルコンピュータ及び関連機器の販売
  • 病院各種業務ソフト開発・販売
  • OA・サプライ品及び医療機関向各種帳票類販売

営業拠点

本社(大阪)、10支店(東北、東京、東関東、西関東、北関東、中部、関西、中四国、九州第一、九州第二)[1]

CM出演者

脚注

  1. ^ EMシステムズ. “会社概要 - 会社情報”. 2013年11月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 週刊ダイヤモンド 2003年1月11日号 92-93ページ
  3. ^ りそなグループ. “公開企業”. 2013年11月24日閲覧。
  4. ^ EMシステムズ. “ごあいさつ”. 2013年11月24日閲覧。
  5. ^ 東京証券取引所. “市場第二部銘柄から市場第一部銘柄への指定 -(株)イーエムシステムズ-”. 2013年11月24日閲覧。
  6. ^ 林遣都さん出演 株式会社EMシステムズ初の企業TVCM「エンドロール」篇 11月27日(日)から全国放映開始”. 共同通信PRワイヤー. 2022年11月25日閲覧。
  7. ^ 林遣都が昔からずっと直せない癖「忘れ物や、モノをすぐになくしてしまう」”. フジテレビュー!. フジテレビ. 2022年11月25日閲覧。

外部リンク