顔のない殺人鬼

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顔のない殺人鬼
La vergine di Norimberga
監督 アンソニー・ドーソン[1]
脚本
原作 マッダレー・ナギ
La vergine di Normberga[1]
製作 マルコ・ビカリオ[1]
出演者
音楽 リズ・オルトラーニ[1]
撮影 リカルド・パロッティーニ[1]
編集 オッテロ・コランジェリ[1]
製作会社 アトランティカ・シネマトグラフィカ[1]
配給 イタリアの旗 アトランティカ・シネマトグラフィカ
日本の旗 東和
公開 イタリアの旗 1963年8月15日
日本の旗 1963年7月18日
上映時間 83分[1]
製作国 イタリアの旗 イタリア[1]
言語 イタリア語
興行収入 125 million
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顔のない殺人鬼』(かおのないさつじんき、イタリア語: La vergine di Norimberga)は、1963年に公開されたアントニオ・マルゲリーティ監督のイタリアホラー映画

あらすじ[編集]

ドイツの名門貴族マックスはアメリカ人女性メアリーと結婚し、帰国する。 その夜、メアリーは彼の城にある考古館で目をつぶされた女性の遺体を見つける。その後、彼女は考古館の管理人・エリックを紹介される。

やがて、メアリーは、夫がエリックとともに女性の遺体を運んだり、死刑執行人の衣装を着た男が鼠に人間の女を食わせるなど凄惨な様子を目撃する。 メアリーは夫にこれらのことを問いただしていた矢先、女中が殺されたという報告が入り、全員で城から脱出しようとするが、閉じ込められてしまう。そこへ殺人鬼が現れ、覆面を見た彼女はのっぺらぼうのような風貌に驚きをみせる。 一方、エリックは潜入捜査に来ていたFBI捜査官に助けられる。嘗てマックスの父はヒトラー暗殺計画の首謀者として人体解剖の実験台にされたことで正気を失っており、戦後も死刑執行人の服装をして凄惨な行動をとってきたこと、そして、エリックとマックスがかくまってきたことが明かされる。

メアリーとマックスは捜査官らに助けられたものの、マックスの父は逃走する目的で放火し、助けに来たエリックとともに死ぬ。

キャスト[編集]

・日本語吹替版 1970年7月18日 土曜名画座 東京12チャンネル

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j Curti 2015, p. 97.
  • Curti, Roberto (2015). Italian Gothic Horror Films, 1957-1969. McFarland. ISBN 978-1476619897 

外部リンク[編集]