鳥居保治

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鳥居 保治(とりい やすじ、1909年3月31日 - 1996年3月9日)は、日本の実業家。三井石油化学工業(現在の三井化学)社長および会長を務めた。愛知県宝飯郡御津町出身[1]。孫は植物学者鳥居啓子

経歴・人物[編集]

旧制愛知県豊橋中学校旧制第八高等学校を経て、1932年東京帝国大学工学部応用化学科を卒業し、三井鉱山に入社した[1]1941年三井化学工業に転じ、1954年に取締役に就任し、1969年三井石油化学工業社長に就任[1]1977年に会長に就任し、1982年から相談役を務めた[1]

1971年4月に藍綬褒章を受章し、1979年4月に勲二等瑞宝章を受章した[1]

1996年3月9日狭心症のために東京都府中市の病院で死去[2]。86歳没。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 「現代物故者事典 1994-1996 p395
  2. ^ 1996年 3月11日 日本経済新聞 朝刊 p39
先代
岩永巌
三井石油化学工業社長
1969年 - 1977年
次代
淡輪就直