高研峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道197号標識
国道197号標識

高研峠(たかとぎとうげ)は、高知県高岡郡梼原町愛媛県北宇和郡鬼北町日吉境界に位置する

地理[編集]

梼原町と旧日吉村との境に位置し、四国山地の西南端に位置する。現在は国道197号の高研トンネルが山腹を貫通している。本来の峠道はさらに上った地点である。

国道197号を須崎市方面から宇和島市大洲市方面へと向かった場合、県境を分かつ峠である。

歴史[編集]

  • 藩政期から伊予と土佐を結ぶ街道があった。
  • 1920年大正9年)4月1日 - 縣道須崎宇和島線として認定。梼原 - 日吉間は不通区間。
  • 1928年昭和3年)5月 - 高研隧道 (L=254m) 開通で全線の開通。
  • 1969年(昭和44年)12月4日 - 主要地方道須崎宇和島線は国道197号となる。
  • 1983年(昭和58年) - 高研山トンネル(延長1,553m)開通。

通過する交通路[編集]

関連項目[編集]