馬着

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馬着(ばちゃく)とは、ウマに着用させる被服で、馬具の一つである。

馬着を着用したウマ

その多くは布製で、綿を入れてあり、おもに競走馬や乗馬などの防寒の目的で使用される。 頭部、頸部、脚部を除いた胴体部分をすっぽり包むような形状をしている。 胸部の前で金具やマジックテープなどを用いて閉じ合わせ、胴体下部には布製のベルトをクロスさせて金具で固定する。また、臀部にもベルトを用いて固定する。

防寒以外にも、体毛が伸びるのを防ぐ効果があると言われるが、真偽は定かではない。 馬体を被うので、馬体が汚れるのを防ぐ効果があり、馬の手入れをする者には、助けとなる。 しかし、馬着にストレスを感じる馬も多い。馬着がすれて、きこうに怪我を負うことがある。 馬が馬着を脱ごうとして、馬着が正常でない状態になることがあり、事故につながることがある。 天候が急転して急に暑くなっても、馬が自分で安全に脱ぐのは困難。そのまま放置されれば体温が上がり、大きなストレスとなる。もともと馬は、寒さには強く、暑さに弱い動物であることを考えると、馬着の使用には、十分な注意が必要といえる。