鞍野郎

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鳥山石燕百器徒然袋』より「鞍野郎」

鞍野郎(くらやろう)は、鳥山石燕による江戸時代の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本妖怪の一つで、馬具のの妖怪。

石燕による『百器徒然袋』の解説文に「保元の夜軍に鎌田政清、手がらをなせしも我ゆへなれば、いかなる恩もたぶべきに、手がたをつけんと前輪のあたりつけらるれば、気も魂もきえぎえとなりしとおしみて唄ふ声、いとおもしろく夢のうちにおもいぬ」とあることから、策略によって主君共々殺害された源氏の家臣・鎌田政清が使用していた馬の鞍が変化して生まれた妖怪とされる[1]。画図では殺害された政清の怨念が鞍に取り憑いているかのように、鞍の紐の一部が手のように竹棒を握り、武士が刀を構えた戦闘態勢のように身構えた姿として描かれている[2]付喪神(器物が変化した妖怪)の一種との解釈もある[3]

脚注[編集]

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  1. ^ 村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社2000年、146-147頁。ISBN 978-4-620-31428-0
  2. ^ 水木しげる妖鬼化』2、Softgarage2004年、62頁。ISBN 978-4-86133-005-6
  3. ^ 少年社・中村友紀夫・武田えり子編 『妖怪の本 異界の闇に蠢く百鬼夜行の伝説』 学習研究社〈New sight mook〉、1999年、117頁。ISBN 978-4-05-602048-9

関連項目[編集]