青田家住宅

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青田家住宅

外観
所在地 奈良県奈良市高畑町906
位置 北緯34度40分37.52秒 東経135度50分15.42秒 / 北緯34.6770889度 東経135.8376167度 / 34.6770889; 135.8376167座標: 北緯34度40分37.52秒 東経135度50分15.42秒 / 北緯34.6770889度 東経135.8376167度 / 34.6770889; 135.8376167
類型 町家
形式・構造 一部二階建、切妻造桟瓦葺
敷地面積 1,045 平方メートル
建築年 19世紀中頃
文化財 奈良市指定文化財(1990年4月11日指定)
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青田家住宅の位置(奈良県内)
青田家住宅
青田家住宅
青田家住宅所在地

青田家住宅(あおたけじゅうたく)は、奈良県奈良市高畑町にある歴史的建造物。町家。奈良市指定文化財(1990年4月11日指定)。

歴史[編集]

青田家は代々醤油屋を営み、屋号を横田屋と称した[1]。 建築時期は、青田家墓石銘に『嘉永年間(184854)の建造とみえ、鬼瓦銘には『安政3年(1856年)と記されているため、19世紀中頃と考えられる[1]

2016年2月20日、奈良県観光活性化ファンド第1号投資の対象として、簡易宿泊施設と飲食店である「NARAMACHI HOSTEL&RESTAURANT」としての営業を開始したが[2]2017年閉店した[3]

構造[編集]

一部二階建の切妻造桟瓦葺で、南面に庇がつく[1]。 主屋にはトオリニワに面して1列4室の部屋が並び、その西に2列5室の落棟座敷が設けらる間取りとなっている[1]。 建物の規模も大きく、格子、架構の木柄も太く、外観も内部空間も豪快な造りであり、屋敷構えの保存もよいため、江戸末期の豪商の建築を知る上で価値の大きい史跡である[1]

その他、蔵3棟、井戸が現存している[2]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 現地設置案内板 奈良市教育委員会 1990年10月
  2. ^ a b 「奈良県観光活性化ファンド第1号投資」について 奈良町にぎわい課 2016年4月12日
  3. ^ 縁側なび


関連項目[編集]

外部リンク[編集]