鉢虫綱

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鉢虫綱
Chrysaora jelly.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 鉢虫綱 Scyphozoa
学名
Scyphozoa
Goette, 1887
下位分類

本文参照

鉢虫綱(はちむしこう、Scyphozoa)は、刺胞動物門に属する水棲の無脊椎動物であり、いわゆるクラゲとして知られる多くの種を含む。

漂遊生活(プランクトン生活)を行うクラゲ(メデューサ)世代を持ち、この世代で有性生殖を行う。また、ポリプ世代を有するものも多く、この世代ではしばしば無性生殖を行う。クラゲ世代が底生動物(ベントス)として生活する十文字クラゲ目 Stauromedusae もかつてここに分類されていたが、現在では十文字クラゲ綱 Staurozoa に分割されている。

特徴[編集]

ポリプは概して小型で単純。骨格や鞘を持たないのが普通であるが、イラモは鞘がある。口側は広く平坦な口盤となり、その周辺に1列の触手を持つ。体内には四枚の隔壁がある。

クラゲは大型のものも多く、単体では最大になるのがこの群である。一般には傘状をしており、その辺縁には縁弁が並ぶ。触手は傘の縁に8本以上があり、その形はおおむね単純。また口の周辺に口腕が4本あり、複雑な形に発達する例もある。

下位分類[編集]

WoRMS[1]による。

冠クラゲ目 Coronatae[編集]

冠クラゲ目 Coronatae - 王冠クラゲを意味するクラウンジェリーフィッシュ(Crown jellyfish)とも呼ばれる。

旗口クラゲ目 Semaeostomeae[編集]

旗口クラゲ目 Semaeostomeae - 学名の意味は、旗口。

根口クラゲ目 Rhizostomeae[編集]

根口クラゲ目 Rhizostomeae - 食材となる種も多い。

脚注[編集]