超音波バリ取り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

超音波バリ取り (ちょうおんぱバリとり、英語: Ultrasonic Deburring) とは、液体の中に強力な超音波を照射させることで、バリ取りをすること。

概要[編集]

バリは、材料を加工する際に発生する、素材の残材部分である。機械加工では、バリが残っているとまっすぐに固定できない、部品を正しく計測出来ない、怪我や事故に繋がるなどの弊害が発生する。このバリを除去する工程をバリ取り (バリとり、deburring、trimming) と呼んでいる。

バリ取りの作業には、やすりリーマ、専用の工具(機械)などによって削り取る、潰す等の機械的な除去方法のほかに、化学研磨英語版電解研磨英語版による除去方法がある[1]

関連用語[編集]

主な企業[編集]

脚注[編集]

  1. ^ エッジドロップ/曲がり/ツイスト/バリ”. JIS規格用語集サイト. 2009年7月閲覧。