観音院 (瑞穂市)

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観音院
所在地 岐阜県瑞穂市穂積278
位置 北緯35度22分51.8秒 東経136度42分01.6秒 / 北緯35.381056度 東経136.700444度 / 35.381056; 136.700444座標: 北緯35度22分51.8秒 東経136度42分01.6秒 / 北緯35.381056度 東経136.700444度 / 35.381056; 136.700444
山号 弘應山
宗派 浄土宗西山派
本尊 阿弥陀如来
創建年 室町時代以前
開山 不詳
開基 不詳
中興年 貞享3年(1686年)
中興 井上定次夫妻
札所等 美濃西国30番
法人番号 7200005003129 ウィキデータを編集
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観音院岐阜県瑞穂市穂積にある阿弥陀如来を本尊とする浄土宗西山派の寺院で、山号は弘応山。美濃三十三観音霊場30番札所。

度重なる水害により資料を失い創建不詳であるがもとは天台宗寺院で、織田信長足利義昭立政寺に招いた際にその末寺となり改宗したという。その後寺運が衰微し、観音菩薩を祀る一宇が残る。村内の井上定次が延宝4年(1676年)再興を志し、名古屋極楽寺の空室を招いて貞享3年(1686年)10月に落慶した。濃尾地震で大きな被害を受けるが再建を果たして現在に至っている。令和2年(2020年)より十一面観世音菩薩を札所本尊として美濃三十三観音霊場の30番札所となった。

著名な行事として十一面観世音菩薩をまつる千日参りが8月10日に行われ、高さ8.7メートルの巨大提灯が使用される。

参考文献[編集]

  • 本巣郡教育会 本巣郡志 p630,631 1937年