肥満度

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ボディマス指数 (BMI)

肥満度 (ひまんど) は、ヒトがどの程度太っているかあるいは痩せているかを表す数値である。

ボディマス指数 (BMI)[編集]

通称BMI。現在、国際的に最も広く使用されている体格指数である。体重 (kg) ÷ 身長 (m) ÷ 身長 (m) の式によって算出される数値を指す。統計上、この数値が22になると、最も病気にかかりにくいとされており、25を超えると「肥満」に値する。逆に数値が18.5を下回ると「低体重 (痩せ)」に値する。

百分率による肥満度[編集]

身長に対した標準体重を算出し、それを基準に肥満度を百分率で求める方法がある[1]。計算式は、(実測体重 - 標準体重) ÷ 標準体重 × 100 = 肥満度 (%) である。BMIの基準のように、身長 (m) × 身長 (m) × 22 の式によって標準体重 (kg) を求めた場合、BMIが22の人の肥満度が丁度0%となる。日本肥満学会による肥満度の判定基準は以下の通りである[1]

肥満度 BMI 判定
-10% 未満 19.8未満 痩せ
-10% 以上 10% 未満 19.8以上 24.2未満 標準
10% 以上 20% 未満 24.2以上 26.4未満 過体重
20% 以上 26.4以上 肥満

その他の肥満度[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 肥満度チェック”. www.spin.ne.jp. 2020年3月20日閲覧。